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キャナナ
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【関西エリア】ガス自由化で選べる6社を徹底比較してみた

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どうも、キャナナです。

ガスの自由化は2017年4月から始まっているにも関わらず、ずっと見ないふりをしていたんですが、ついに重い腰を上げて徹底的に調べてみることにしました!

目次

ガス自由化について

大阪ガスよりも安い会社が登場

まず、関西エリアでガスと言えば「大阪ガス」なんですが、ガスの自由化によって大阪ガスよりも安い料金設定のところが出てきました。

それが関西電力の関電ガスです。

大阪ガスのある一部のプラン+条件の人を除いては、この関電ガスに乗りかえるほうが安くなります。

電力よりも参入企業は少ない

ガス自由化の参入企業は電力に比べて少なく、しかも料金プランも大阪ガスまたは関電ガスのものをそのまま使っているところばかりなので、実質「大阪ガス」VS「関電ガス」の2強になってます。

大阪ガス系

・コープ(生協)
・J:COM(ケーブルテレビ)

関電ガス系

・au(ケータイ)
・eo(ネット)

関西で一番安いガス会社はここ!

2023年6月時点の各社料金プランで40㎥使用した場合の料金を上から安い順に並べてみました。

大阪ガス
(床暖料金)
※新規申し込み受付終了
6,720円
+2~9%引き
関電ガス
(電気とセット)
7,369円
大阪ガス
(もっとまとめトク料金)
※大阪ガスの電気とネットの契約が必要
7,388円
大阪ガス
(まとめトク料金)
※大阪ガスの電気またはネットの契約が必要
7,582円
関電ガス
(ガスのみ)
7,597円
大阪ガス
(あっためトク料金)
※床暖設備のある人のみ
7,819円
+2〜9%引き
大阪ガス
(一般)
7,819円

大阪ガスの床暖料金は新規受付を終了しているのですでに契約している人のみ。

コープガスとJ:COMガスは大阪ガスの「まとめトク料金」と同じ料金、auとeoは関電ガスの「電気セット」と同じ料金になります。

また、大阪ガスのあっためトク料金は浴室乾燥機の設置や電力の契約によって上記の金額からさらに2~9%のオプション割引があり、このオプション割引が6%以上になるようであれば関電ガスの電気セット割よりも安くなります。

ガス温水浴室暖房乾燥機4%
大阪ガスの電気3%
大阪ガスのインターネット3%
ガス機器保証サービス等2%

床暖の設備がある家庭

大阪ガスの床暖料金プランは2022年3月末日で新規申し込み受付を終了してしまったんですが、これは現在でも最強のガス料金プランなので、

大阪ガスの床暖料金で契約している人はそのままガス会社を変えないほうがお得です。

新規申し込み受付は終了しましたが、すでに契約している人は引き続き床暖料金で利用できます。

また現在の床暖プランであるあっためトク料金をご契約の場合でも、6%以上オプション割引が効くようであれば関電ガスよりも安くなるのでそのまま継続されることをおすすめします。

床暖の設備がない家庭

床暖のプラン料金以外では関電ガスのほうが安いので、その他の人は関電ガスに切り替えるほうがお得です。

関電ガスのガスのみの料金だと大阪ガスのまとめトク料金よりも計算では高くなっていますが、まとめトク料金は大阪ガスの電気やネットの契約も必要となり、大阪ガスの電気は高いので、電気料金も込みで考えるとやはり関電ガスの方が安いです。

※切り替える際は、念のため大阪ガスで解約金などがないか確認することをおすすめします。

大阪ガスのよくある質問

関電ガスのよくある質問

ガス料金の計算方法

では、もっと具体的に料金を算出したい!という人のために、ガス料金の計算方法についても解説したいと思います。

ガス料金は
基本料金+(単位料金×使用量)
で計算します。

大阪ガスの一般料金の料金表はこちら

 基本料金従量料金
0-20㎥759.00円191.64円
21-50㎥1,364.81円161.35円
51-100㎥1,635.74円155.93円

※2023年6月時点での料金表

これを元にガス料金を計算してみると・・

例)40㎥の場合

区分はB(20-50㎥)になるので、
基本料金は1364.81円を適用
単位料金は1㎥あたり161.35円で計算します。

1364.81+(161.35×40)=7818.81円

という感じ。

こんな感じで、すべてのプラン・会社の料金表を確認し、計算をしたのが先ほどの順位表になります。

※大阪ガスの検針票が手元にないという人は「マイ大阪ガス」に登録することで簡単に過去の使用量が確認できます。

その他のガス会社のプラン詳細

ここまで大阪ガスと関電ガスについてばかり書いてきたので、その他の4つのガス会社についての詳細もまとめておきたいと思います。

大阪ガス系のガス会社

コープガス

生協のコープが提供しているガスプランで、契約できるのは生協会員のみになります。

基本の「コープガスプラン」は大阪ガスの「まとめトク料金」と同じですが、大阪ガスの現在のプランもそのまま引き継ぐことができます。

また、「コープでんき」とセットで契約することでガス代が3%引きになるセット割が適用されます。ただしセット割は「コープガスプラン(まとめトク料金)」の契約者のみなので注意。

コープは電気料金プランもなかなか安いので、生協会員で電気とガスのセットで今より安くなる場合はコープへの切り替えも検討していいかなと思います。

コープの個別配送料金の算出にも電気ガス料金を加えてくれるので、上手く使えば個別配送送料を無料にすることもできます。

コープガスのよくある質問

J:COMガス

J:COMガスもコープガスと同様、大阪ガスの「まとめトク料金」と同じで、こちらも現在の大阪ガスの料金プランを引き継げます。

J:COM電力は、以前はJ:COM加入者しか契約できなかったんですが、現在はJ:COMを契約していなくても電力単体で契約でき、さらに解約金や2年しばりもなくなったので、かなり使いやすくなりました。

料金的にはコープよりも高くはなりますが、生協に加入していない人なら検討の余地はあると思います。

関電ガス系のガス会社

au

「関電ガス for au」という名称のとおり、ガス料金は関電ガスとまったく同じになります。

セット割は「auでんき」もセットで契約することでガス代が3%引きになるというものですが、これは関電ガスで関西電力とセットで契約した時のセット割(3%引き)とまったく同じ内容になりますので、auのほうが安くなるということもありません。

ただし、唯一「auでんき」とセットで契約するメリットとしては、「Pontaポイント」の付与があります。これはauでんきの電気料金に対するポイント付与なので、ガスの契約だけではもらえません。

<ポイント付与>
電気料金が
8,000円未満  1%
8,000円以上  1.5%

eo

eoも関電ガスの料金プランとまったく同じになります。

セット割も「eo電気」とセットで契約することでガス代が3%引きになるというものですが、これは関電ガスで関西電力とセットで契約した時のセット割(3%引き)とまったく同じ内容になりますので、eoのほうが安くなるということもありません。

しかも、eoはポイント付与などの独自のメリットも特に見当たらず、さらに契約時には事務手数料として3240円かかります。

ついでに電気料金も見直すとさらにお得に

ここまでは関西エリアのガス料金についてばかり解説してきましたが、電気料金も見直すとさらにお得になるので、こちらの記事もあわせて読んでもらえればと思います。

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