アイスもホットも落とせる兼用コーヒーメーカー12社28機種まとめ


どうも、キャナナです。
私は普段アイスコーヒーをよく飲むんですが、市販のアイスコーヒーよりも自分で豆から落として作った方が美味しいのでは?と思い、アイスとホットの兼用コーヒーメーカーを探してみることに。
しかし、アイスコーヒーも落とせるコーヒーメーカーというのが意外と見つけにくくて、公式サイトの説明を見てもよくわからず、取扱説明書までチェックしてようやくアイスにも対応していることがわかったりとかなり探すのが大変だったので、
今回は私が頑張って調べたアイスとホットの兼用コーヒーメーカーをそれぞれの特徴と共にざっと紹介したいと思います!
ちなみに、ホットしか落とせないコーヒーメーカーでも自分の配分で粉と水の量を調節すればアイス用の濃いコーヒーは落とせるんですが、やっぱりアイス用の水タンク目盛りがないと不便だしわかりにくいので、
この記事ではアイス用の水タンク目盛りがちゃんとあるコーヒーメーカーのみをピックアップしています。
また、豆から落としたいのか粉から落としたいのかで機能が大きく変わるので、この2つのタイプで大きく分類しました。
アイス・ホット兼用コーヒーメーカー(豆から落とせるタイプ)
まずは、コーヒー豆から落とせるタイプのアイスホット兼用コーヒーメーカーの紹介です。
コーヒーメーカー本体に豆を挽くミル機能がついているので、豆からコーヒーを淹れたい人には便利です。
ただ、本体の価格は高めになるので別で手動のミルを購入するのもありかも。
また、ミル機能のあるコーヒーメーカーでも必ず豆しか使えないというわけではなく、粉からでも使えます。
1. 象印コーヒーメーカー【EC-RT40 , EC-SA40 , EC-CD40】
象印のコーヒーメーカーはかなり種類が多くてややこしいんですが、基本的に全てアイスとホットに対応していると思ってもらって大丈夫です。
なので、あとはデザインと価格で決めるといいんですが、ここでは比較的新しい機種を3つだけピックアップしてそれぞれの違いを簡単に解説したいと思います。
- EC-RT40(ステンレス)[2021年]
- EC-SA40(ガラス)[2020年]
- EC-CD40(ミル後手動で粉入れ)[2023年]
RT40とSA40の違いは、コーヒーを落とした後に入る容器(サーバー)の素材がステンレスかガラスかくらいで、その他はそんなに大きな違いはないです。
ステンレスだとマホービンなので保温機能がなくコーヒーが煮詰まらないのが特徴です。
また、上記2機種は豆からコーヒー抽出まで全自動でやってくれますが、CD40は豆を挽いたあと手動で粉をセットする必要があるため、その分価格は低くなっています。
落とせるコーヒーの量は3機種全て同じで、ホットコーヒーは1〜4杯、アイスコーヒーは2〜4杯です。






2. シロカコーヒーメーカー【カフェばこ・コーン式】
siroca(シロカ)のコーヒーメーカーも全てホットとアイスの両方に対応しています。
ミル付きの機種だと「カフェばこ(3機種)」と「コーン式(3機種)」の2つに大きく分かれるんですが、見た目のおしゃれさを取るならカフェばこ、機能性を取るならコーン式といったところですかね。
- SC-A372(ステンレスサーバー)
- SC-A352(ガラスサーバー)
- SC-A211(タイマー機能なし)
まず「カフェばこ」の3機種の違いとして、A372とA352はコーヒーを落とした後に入る容器(サーバー)がステンレスかガラスかくらいの違いしかありません。
どちらもタイマー予約機能で指定の時間に自動でコーヒーを豆から抽出できます。
A211はサーバーもガラス容器でタイマー予約もできず、さらに水タンクの取り外しもできないため低価格になってます。
また、カフェばこで落とせるコーヒーの量はホットコーヒーは1〜4杯、アイスコーヒーは2〜4杯です。






- SC-C251(ガラス、デカフェ)1〜6杯、アイス3〜6杯
- CM-6C261(ガラス、ステンレスフィルター)1〜6杯、アイス3〜6杯
- SC-C271(ステンレス、デカフェ)1〜4杯、アイス3〜4杯
次にコーン式の3機種と違いとしては、落とせる杯数とサーバーがガラスかステンレスか、あとはデカフェ豆専用モードがあるかないかです。
コーン式はどれも予約タイマー機能がついていて、ミル機能も細挽き〜粗挽きまで自由に調節できるのと、コーヒー豆も必要な分だけ自動計量で落としてくれるので、機能面としてはカフェばこよりも高性能かなと思います。
ただ、アイスはどれも3杯以上しか落とせないので注意。






3. 東芝コーヒーメーカー【HCD-L50M】
東芝が販売しているコーヒーメーカーは2機種で、そのうちミル機能があるのがこちらです。
特徴的なのは「アイスボックス」で、普通のコーヒーメーカーはコーヒーを落としてから氷を入れたグラスに注いでアイスコーヒーを作るのに対し、
東芝のHCD-L50Mはガラスサーバーの中にアイスボックスという氷を入れておく容器をセットできるので、コーヒーを抽出した直後から急冷できます。
アイスコーヒーは抽出後できるだけ早く冷やした方がにごりがなくスッキリと仕上がるので、低価格ながらもアイスには力を入れている印象でした。
ただ、落とせるコーヒーの量はホットコーヒーは2〜4杯、アイスコーヒーは4〜5杯と、ホットも1杯からは落とせず、アイスコーヒーも4杯からになります。


4. ラドンナToffyコーヒーメーカー【K-CM9-RB】
LADONNA(ラドンナ)はあまり聞きなれないメーカーかもしれませんが、Toffyシリーズというコーヒーメーカーをいくつか販売しています。
その中でアイスコーヒー用の水タンク目盛りがあったのはこの1機種のみでした。
さすが最上位クラスの機種なだけあって、ミルも細挽きから粗挽きまでできるし、抽出方法も温度や蒸らし加減まで細かい調節ができ、予約タイマー機能もあります。
しかも前回の設定を引き継げるのでボタン1つでいつでもお好みのコーヒーが楽しめます。
落とせるコーヒーの量はホットコーヒーは1〜5杯、アイスコーヒーは2〜4杯です。


5. パナソニックコーヒーメーカー【NC-A58】
パナソニックのコーヒーメーカーはこの1機種のみで、ミル機能つきでアイスコーヒーも落とせます。
A58は全自動タイプで、豆からコーヒー抽出まで自動でできるのと、デカフェ豆専用の抽出コースがあるのが特徴です。
デカフェ豆でも高温で蒸らして時間をかけて抽出することでコクを引き出せるそうです。
落とせるコーヒーの量はホットコーヒーは1〜4杯、アイスコーヒーは2〜4杯です。


6. +Styleスマート全自動コーヒーメーカー【PS-CFE-W01】
これはかなり変わった面白いコーヒーメーカーなんですが、+Style(プラススタイル)という最先端のスマート家電を販売するサイトのオリジナル製品で、なんとスマホアプリと連携して遠隔操作でコーヒーが淹れられます…!
全自動で豆からコーヒー抽出まで自動ででき、コーヒーの濃さや保温の有無なども調節できます。
本体のボタンでも操作できますが、スマホアプリと連携することで遠隔でもコーヒーメーカーの操作ができるようになります。
落とせるコーヒーの量はホットコーヒーは1〜6杯、アイスコーヒーは2〜6杯で、ミル機能付きで6杯まで一度に落とせるのは今回紹介した中ではこれだけです。


アイス・ホット兼用コーヒーメーカー(粉から落とすタイプ)
次は、粉から落とすタイプのアイス・ホット兼用コーヒーメーカーの紹介です。
豆を挽くミル機能はついてないので、別でミルを用意するか粉タイプのコーヒー豆を購入する必要があります。
1. 象印コーヒーメーカー【EC-MA60,EC-TD40,EC-KV50,EC-XA30】
象印のコーヒーメーカーはかなり種類が多くてややこしいんですが、基本的に全てアイスとホットに対応していると思ってもらって大丈夫です。
なので、あとはデザインと価格で決めるといいんですが、ここでは比較的新しい機種を4つだけピックアップしてそれぞれの違いを簡単に解説したいと思います。
- EC-MA60(1〜6杯用、アイス2〜6杯)[2023年]
- EC-TD40(1〜4杯用、アイス2〜4杯)[2022年]
- EC-KV50(1〜5杯用、アイス2〜5杯、ステンレス)[2021年]
- EC-XA30(1〜3杯用、アイス2杯、STAN.シリーズ)[2019年]
4機種の違いとしては、コーヒーを淹れられる杯数が大きいです。
また、KV50のみステンレスサーバーになっているので、ガラスではなく魔法瓶がいい人はこれがおすすめ。
デザインを重視したい人は、MA60のグレイッシュブラウンやSTAN.シリーズのXA30がおしゃれでおすすめです。








2. バルミューダコーヒーメーカー【K06A】
バルミューダも実はコーヒーメーカーを販売していて、ちゃんとアイスコーヒーモードも用意されてるのでさすが本格的という感じ。
抽出方法にはかなりこだわっているらしく、特許出願中の「クリア ブリューイング メソッド」でコーヒーを落とします。
モードは「レギュラー」「ストロング」「アイス」の3つから選べます。
落とせるコーヒーの量は、ホットもアイスも1〜3杯で、アイスコーヒーが1杯から落とせるのは今回紹介した中でこれだけです。


3. デロンギ クレシドラ【ICM17270J】
デロンギのコーヒーメーカーでアイスも落とせるのはこちらの1機種のみなんですが、こちらはアイスコーヒーにかなり力を入れた機種になります。
ECBC(ヨーロッパコーヒーブリューイングセンター)認証設計に基づいて抽出する独自の「アイスコーヒーモード」搭載で、下のガラスジャグの中にあらかじめ氷を入れておいてコーヒーを抽出するため、急冷でにごりのないクリアなアイスコーヒーが作れます。
ただ、落とせるコーヒーの量はホットコーヒーなら2・4・6・8・10杯、アイスコーヒーなら8杯のみです。
見た目がめちゃくちゃおしゃれなので私も最初はこれを購入しようと思ってたんですが、実物を見てみるとサイズがかなり大きくてビックリしたので、結局コンパクトな象印STANを選びました。


4. デバイスタイルコーヒーメーカー【PCA-10X】
デバイスタイルというメーカーはこれまで聞いたことがなかったんですが、こちらもおしゃれなコーヒーメーカーを販売しています。
上の水タンクでお湯を沸かしてから適正スピードでお湯を抽出することで、ハンドドリップに近い抽出を実現。
落とせるコーヒーの量は、ホットコーヒーなら1〜10杯、アイスコーヒーなら5・10杯の大容量タイプです。
ただし、水タンクは取り外しできません。


5. タイガー魔法瓶コーヒーメーカー【ADF-A060,ACE-V081,ACT-E040】
タイガー魔法瓶のコーヒーメーカーはいろいろと種類があるので比較的新しい3機種に絞ってご紹介します。
- ADF-A060(1〜6杯、アイス2〜6杯、ガラス、ハイブリット抽出)[2024年]
- ACE-V081(2〜8杯、アイス2〜6杯、ステンレス)[2023年]
- ACT-E040(1〜4杯、アイス1〜4杯、ステンレス)[2020年]
最新モデルのADF-A060はハイブリット抽出でコーヒーの味にこだわった機種、他の2機種はタイガー魔法瓶お得意のステンレスサーバーで抽出できる杯数に違いがあります。
特にACT-E040はアイスコーヒーも1杯から抽出できる珍しい機種です。






6. シロカコーヒーメーカー【SCM-401】
シロカの唯一のミル機能なしコーヒーメーカーです。
シンプルな作りで、紙フィルター不要のメッシュフィルターが付属しています。(紙フィルターも使用可)
落とせるコーヒーの量は、ホットコーヒーなら1〜4杯、アイスコーヒーなら2〜4杯です。


7. サーモスコーヒーメーカー【ECK-1000 , ECJ-700】
サーモスのコーヒーメーカーでホットとアイスに対応しているのはこの2機種です。
- ECK-1000(4〜8杯用)
- ECJ-700(3〜5杯用)
違いとしては落とせるコーヒーの量が大きいです。
ECK-1000は、ホットコーヒーだと4〜8杯、アイスコーヒーだと4・6・8杯。
ECJ-700は、ホットコーヒーだと3〜5杯、アイスコーヒーだと5杯のみです。
どちらも2杯以下ではコーヒーが落とせないので、中容量タイプになります。




アイス・ホット兼用コーヒーメーカーまとめ
以上で、アイスコーヒーとホットコーヒーが両方落とせるコーヒーメーカー11社・26機種を紹介しました。
初めにも話したように、アイスコーヒー対応じゃないコーヒーメーカーでも自分でコーヒー粉と水の量を調節すればアイスコーヒーを落とすことはできるんですが、なかなか良い分量を自分で見つけるのも大変だし、水タンクに目盛りがちゃんとあった方がわかりやすいので、
ここでは水タンクにアイスコーヒー用の目盛りがあるコーヒーメーカーのみを紹介しています。
またアイスコーヒーの作り方は、アイスコーヒー専用豆を用意し、ホットコーヒーと同じように抽出した後、氷を入れたグラスに注ぐのが基本です。
ただ、コーヒーメーカーによってはサーバーに直接氷を入れて作れるものもあるので、それぞれの説明書で作り方をご確認ください。
あとはもうデザインと落とせるコーヒーの量と価格で好きなものを選んでもらえばいいかなと思うので、特に個人的におすすめの機種とかはありません。
コーヒーメーカーでアイスもホットも落とせると年中楽しめてほんとに便利なので、ぜひアイスコーヒーもお好きな豆で作ってみてくださーい!
ということで、
今回はアイス・ホット兼用のコーヒーメーカーにはどんなものがあるのか調べてみました。
ではまたーノシ
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