Yahoo!フリマとメルカリを徹底比較!正直どっちがおすすめ?


どうも、キャナナです。
2019年10月、ついにYahoo!がフリマアプリをリリースしてきました!
※2023年11月よりサービス名が「PayPayフリマ」から「Yahoo!フリマ」に変更
Yahoo!はすでに「Yahoo!オークション(ヤフオク)」を持っているので、王者「メルカリ」にも十分対抗できる力を持っていると予想されます。
さあこの勝負、はたしてどちらが勝つのか!?
さっそくわたしも「Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)」をインストールして使い勝手を調べてみたので、今回はこの両者の違いをいろいろと比較してみたいと思います!
Yahoo!フリマとメルカリの違いを比較
販売手数料
Yahoo!フリマ | 5% |
メルカリ | 10% |
出品者がサービスに支払う販売手数料は、出品した商品が売れた時点で天引きされるものです。(出品するだけなら無料)
以前はどちらも10%で同じだったんですが、Yahoo!フリマが業界最安値の5%に下げてきたため大きく差が出たかなという感じ。
たとえば1000円の商品が売れた場合、メルカリなら販売手数料として100円引かれますが、Yahoo!フリマなら50円で済みます。
ちなみに楽天の「ラクマ」の出品手数料は4.5%〜10%の変動性で、販売回数と合計販売金額で翌月の手数料が決まる仕組みになってるんですが、4.5%の条件は結構きつい(10回以上、10万円以上販売)ので最初から5%のYahoo!フリマがやはり強いです。
発送方法
Yahoo!フリマ | おてがる配送(ヤマト運輸)【匿名】 おてがる配送(日本郵便)【匿名】 おまかせ配送【匿名】 |
メルカリ | らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)【匿名】 ゆうゆうメルカリ便(日本郵便)【匿名】 梱包・発送たのメル便【匿名】 ゆうメール レターパック 普通郵便(定形・定形外) クロネコヤマト ゆうパック クリックポスト ゆうパケット |
太字にしたのが匿名で発送できる方法で、それぞれ名称は違いますがサービス内容はほぼ同じです。
発送方法ではメルカリのほうが充実しているので、追跡も無しでとにかく料金を抑えたい場合はメルカリを使う必要がありますが、同じ発送方法でも送料はYahoo!フリマの方が安いのと、郵便局も値上げを行ったことで普通郵便の価格も上がったので、この程度の差であればYahoo!フリマの匿名配送を使った方が安心でいいかなと思います。
送料
匿名配送を選ぶならどちらでも選べる配送方法は同じなんですが、それ以外の配送方法を選びたいならメルカリ一択になります。
ただし、その匿名配送でも両者で送料は違うので注意。
Yahoo!フリマ | メルカリ | ||
(おてがる配送) (らくらくメルカリ便) | ヤマト運輸ネコポス (A4サイズ) | 200円 | 210円 |
宅急便コンパクト (小箱サイズ) | 450円 ※専用箱70円〜 | 450円 ※専用箱70円 | |
宅急便 (ダンボール箱) | 750円〜 | 750円〜 | |
(おてがる配送) (ゆうゆうメルカリ便) | 郵便局ゆうパケット (A4サイズ) | 205円 | 230円 |
ゆうパケットポストmini (A5サイズ) | 150円 ※専用封筒20円 | 160円 ※専用封筒20円 | |
ゆうパケットポスト (郵便ポスト 投函可能サイズ) | 200円 ※専用箱65円or 専用シール5円 | 215円 ※専用箱65円or 専用シール5円 | |
ゆうパケットプラス (小箱サイズ) | 380円 ※専用箱65円 | 455円 ※専用箱65円 | |
ゆうパック (ダンボール箱) | 750円〜 | 750円〜 |
ダンボールで送るような大きい商品であればどちらも送料は同じですが、A4封筒や小箱に収まる商品であればYahoo!フリマの方が送料が安いのでおすすめです。
また、ゆうパケットはローソンの専用機械「SMARI(スマリ)」で簡単に発送できるようになったのでめちゃくちゃ便利です。(店舗は限られますが)
ヤマト営業所もコンビニも郵便局もすべてレジや窓口やり取りする必要があるんですが、このローソンのSMARIだけは機械だけで発送を完結できるので、複数個発送する時でもゆっくり落ち着いて作業できます。
⇒SMARI設置店の検索はこちら
出品方法
Yahoo!フリマ | メルカリ | |
バーコード読み取り | 〇 本、コスメ、家電、カメラ、パソコン、ゲームソフト、DVD、CD、スマートフォンなど | 〇 本、CD、DVD、ゲームソフト、コスメ、香水、美容、家電、カメラ |
商品写真 | 20枚まで(動画も可) | 20枚まで |
出品後の編集 | 〇 | 〇 |
画像編集 | ペン 文字入力 切り抜き 背景削除 フィルタ 明るさ コントラスト 暖かさ 画像回転 | ペン 文字入力 切り抜き 変形(画像比率) フィルタ 彩度 明るさ コントラスト 暖かみ シャープネス 画像回転 |
カテゴリーの自動設定 | 〇 | 〇 |
説明文テンプレートの有無 | 〇 | 〇 |
AIによる自動入力 | ○ | ○ |
オークション形式での出品 | △ 購入者の希望価格を待ってあとで価格を決められる 別でYahoo!オークション(ヤフオク)がある | ○ |
価格相談の受付設定 | 〇 | ○ |
価格設定 | 300円~ 30万円 | 300円~ 999万9999円 |
便利なバーコード読み取りによる出品ができるアイテムが少し違うのと、最近Yahoo!フリマでは動画もアップできるようになりました。
画像編集では、Yahoo!フリマの背景削除がすごくて、適当に撮影した写真でも自動で背景を切り取って商品画像だけにしてくれます。(以前はメルカリでも背景削除があったのですが、いつの間にかなくなっていました…)
メルカリでもオークション形式での出品ができるようになりましたが、Yahoo!は元々ヤフオクがあるのと、Yahoo!フリマからでもヤフオクから出品された商品を閲覧、購入できます。
また、最近は面倒なタイトルづけやカテゴリー選びや説明文もAIが写真からある程度判断して自動で入力してくれるようになったので、これについては両者共かなり便利になりました。
ちなみに楽天の「ラクマ」はこのAI自動入力がなく、カテゴリー選びもタイトル付けも全部自分でやらなきゃいけないのでめっちゃ面倒くさいです。
値下げ交渉
Yahoo!フリマ | 「価格の相談」ボタンから金額を入力 |
メルカリ | 「値下げ依頼」ボタンから金額を入力 |
これまでメルカリはコメントからしか値下げ交渉できなかったのが、ついに「値下げ依頼」ボタンが導入されてYahoo!フリマと同じように金額を入力するだけでできるようになりました。
これによっていちいちコメントで聞かなくても良くなったので気楽に価格交渉ができて便利です。
※Yahoo!フリマでは設定ではじめから価格交渉を受け付けないようにもできます。
出品期間
メルカリは一度出品してしまえばそのままずっと出品されたままの状態になるんですが、Yahoo!フリマは出品から365日で自動で出品停止状態になります。
これ、以前は30日だったんですが90日→180日→365日と延長されたのでかなり楽になりました!
30日だった時は頻繁に出品停止になるのでいちいち再出品するのが面倒くさすぎて嫌になる程だったんですが、そこはYahoo!フリマもわかってくれたみたいでついに1年にまで伸びて個人的にはすごく嬉しいです笑
出品停止状態になっても出品した時の内容は保存されてるので、再び写真を撮りなおしたりする必要はないものの、また1品ずつ出品再開ボタンを押していかなきゃいけないので、100品くらい出品してる人は正直面倒くさいかも。
ただ、1年も売れないということは価格設定等が悪い可能性も高いので、一度内容を見直して再出品する機会があるというのはある意味良いのかもしれません。メルカリだと永遠に売れないまま放置されがち。。
※Yahoo!フリマもメルカリも同時に出品できるのは100品までですが、特定の条件を満たすと運営側からお知らせが来て出品上限数をアップしてもらえることがあります(私はYahoo!フリマで300まで引き上げてもらえました)
購入者の支払い方法
Yahoo!フリマ | PayPay残高(売上金) PayPayあと払い クレジットカード |
メルカリ | メルペイ残高(売上金) メルカリポイント クレジットカード dポイント d払い(ドコモ) au/UQ mobileかんたん決済 ソフトバンクまとめて支払い FamiPay Apple Pay Amazon Pay ビットコイン コンビニ/ATM払い メルペイスマート払い(あと払い) チャージ払い(銀行口座) |
もうメルカリのほうはこれでもかというほど決済手段をそろえてます。
なので、商品購入においてはメルカリのほうが買いやすいのかなと思いますが、個人的には売上金とクレジットカードさえ使えれば十分かなという気もするので、これに関しては
売上金の使い道
Yahoo!フリマ | PayPay残高にチャージ 銀行振込(PayPay銀行口座へは無料、それ以外は1回100円の手数料) フリマ内商品購入 |
メルカリ | メルペイ残高にチャージ メルペイあと払いの支払いに使用 銀行振込(通常振込200円、お急ぎ振込400円) フリマ内商品購入 |
おそらくここがPayPayの勝算なのかなという気がするんですが、電子マネーとしての使い勝手で言えばメルペイよりはPayPayに軍配が上がるかなと。
使えるお店はどちらもどんどん増えてきていますが、やはりPayPayの方が使える店が多いので使いやすいです。
トラブル時の対応
私は正直フリマアプリでトラブルに巻き込まれたことがないので、具体的な対応の違いなどはSNS等で見たりしたものしかわからないのですが、、
Yahoo!フリマは基本的にはトラブル解決は個人間で行なってくださいというスタンスなようで、メルカリの方は一応運営元が間に介入して対応してくれるようです。
ただ、そのメルカリもしっかり詐欺から守ってくれるというほどではないようで、特に出品者側が泣き寝入りをすることになるケースがSNSでも見られました。
あと利用しているユーザーの年齢層としては、Yahoo!フリマが30〜50代の男性、メルカリが20〜30代の女性が比較的多いらしく、メルカリは全体のユーザー数も多いのでトラブルも多めな印象ではあります。
でももうこればっかりはフリマという性質上、自衛と運かなという気もするので、そういうリスクも一応頭に入れた上でサービスを利用してもらえればと思います。(例えば高価なブランドものは出品も購入もしないとか、出品時の傷や汚れをしっかり確認して記載するとか)
Yahoo!フリマはプロフィールページがないんですが、メルカリはプロフィールページがあるので、そこにいろいろとトラブル防止のための注意点を書いている人も多いです。
グッズ交換(Yahoo!フリマのみ)NEW!
Yahoo!フリマで新たなサービスが始まりました。
これはメルカリにはないのでYahoo!フリマのみで利用できるサービスです。
グッズ交換では、ガチャ系コレクションアイテムのトレードなどができるので、たとえばあと1種類でコンプリートだけど同じものがいくつもダブっている…!といった時に、これとこれを「譲」るのでこれを「求」む!と条件をつけて自分の持っているグッズと欲しいグッズを交換することができます。


これは「交換」なので、必要な費用もほぼ送料のみで、基本的には手数料9円+ネコポス・ゆうパケットポスト送料200円=209円だけで済みます。(ゆうパケットポストminiで送れるなら手数料7円+150円=157円)
これまでなら、欲しいグッズがあったらそれを「購入」し、余ったグッズがあったらそれを「出品」しなければいけなかったのが、交換によって双方が欲しいものを効率よく安価で手に入るようになったのでまさに一石二鳥の素晴らしいサービスだと思います。
グッズ交換できるカテゴリにある程度制限があったり、興行チケットやサイン入りグッズは不可など一部条件はありますが、カードや缶バッチ、ガチャガチャなどちょっとしたコレクションアイテムを気軽に交換して集めやすくなりました。
暗号資産(メルカリのみ)NEW!
なんと、メルカリで暗号資産(仮想通貨)が購入できるようになりました!
これはさすがフリマの王者メルカリという感じなんですが、これからの未来に暗号資産による売買が盛んになることを見越して今から取引事業者の登録を行なったんだろうなと思います。
まだまだ暗号資産を買うというのはあまり一般的ではないかもしれませんが、私も暗号資産の未来に期待している1人でして、すでにいくらか暗号資産を購入しています。
ただ、それには暗号資産の取引所に口座を作ってそこにお金を入金してそのお金で暗号資産を買うというかなりハードルが高いものになっていたのですが、なんとメルカリなら簡単な本人確認を行うだけで売買ができるので、これまで暗号資産を購入したことのない人でもはじめの一歩を踏み出しやすいかなと思います。
その暗号資産にも色々と種類があって、メルカリでは今のところビットコイン、イーサリアム、エックスアールピー(リップル)の3つが購入できます。
全くの無知識で手を出すのはおすすめしませんが、この機会にある程度暗号資産のことを勉強して、将来に備えて売上金の一部でも積み立てておくというのはアリなんじゃないかなと思います。
私もメルカリポイントの期限が切れそうな時とかにちょこっとビットコインを買っていただけですが、こんな感じで9,208円も運用プラスになってます☆


Yahoo!フリマとメルカリはどっちがおすすめ?
ざーっと主な特徴を比較してみましたが、結論どっちがおすすめなのかをまとめたいと思います。
Yahoo!フリマが登場した当初は、まだまだ荒削りで使い勝手もあまり良くなかったんですが、数年かけてどんどん改善されてメルカリとほぼ変わらないサービス内容になったので、使い勝手で言えばどちらを選んでも使いやすいと思います。
でも出品手数料と送料はYahoo!フリマがおそらく顧客獲得のためにまだ頑張って価格を下げているところなので、Yahoo!フリマで出品した方が同じ価格でも利益が大きいです。
なので私も最近はYahoo!フリマでばかり出品してるんですが、売上金も即PayPayにチャージされるので使いやすいです。
ただ、ユーザー数はおそらくまだメルカリの方が多いので、商品の売れやすさとしてはメルカリの方が早く売れるかもしれません。
また、Yahoo!フリマにしかない「グッズ交換」やメルカリにしかない「暗号資産」を利用したいならもう一択になるので、何を売りたいか、その売上金をどう使いたいかでも考えてもらうといいかなと思います。
あとは、とりあえず両方とも登録しておいて、送料無料だったり出品手数料が無料だったりポイント還元があったりその時開催されているキャンペーンによって適時使う方を変えるのもアリかなと思います。
紹介キャンペーンはわりと常に開催されてる気はするんですが、これも不定期なのでもしお得になるようであれば私の紹介コードを一応置いておくのでご自由にお使いください。
【QDQURQ】
【EGCTQS】
というわけで、
今回はYahoo!フリマとメルカリについてそれぞれの特徴と違いを調べてみました。
現時点ではYahoo!フリマを使った方が手数料と送料はお得かなと思います。
ではこれで!
またーノシ




コメント
コメント一覧 (13件)
メルカリ、すり替え詐欺被害が続出していますね。
今回のプラモ抜き取り事件で出品者が警察に被害届出して遂に警察が捜査に動き出したようです。
なのでメルカリの利用は控えたほうがいいようです。
参考になりましたね。ありがとう。
とにかく、まずはどちらかでも挑戦してみることが大事かな。
比較する項目を記事にするだけでも大変ですものね。
挑戦しようという気が起きました。
ありがとう。
本を出品したくてamazonかヤオフクかで迷いここに来ました。具体的でわかり易かったです。差はあまりないという事でしたがそれぞれ特徴がある事もわかりました。ありがとうございます。
両方の運営サポートの対応を見る機会があったのですが、PayPayフリマは運営サポートが良くないです。トラブルになった時には介入せず、交渉は当事者同士でどうぞと言ったスタンスです。
メルカリはトラブルになったときの介入が早く対応も良く、交渉にも入ってくれるので、安心してお買い物できます。フリマアプリは個人出品も多いので、安心して買い物できるメルカリを個人的におすすめします。
サポートの違いも比較紹介してほしいですね。
メリット・デメリットの差、という見方では「出品数」の差はどうでしょうか?
メルカリの方が圧倒的だと思います。(今のところ)
私の見た限りでは、メルカリの方の出品が多い分、目的の商品を手に入れやすく、又売れやすい。
と思っています。
PayPayフリマでは、クーポンの配布が多いです。3000円以上の買い物で1500円、1000円以上で500円引きのクーポンもよく来ます。ですが、PayPayフリマには出品商品の数が少なく、クーポンを使えても購入するところまでいきません。それにメルカリより相場が高いです。よって、クーポンで1500円引きできてもメルカリの方が安いことも多々あります。
このような状況から、メルカリの方が使いやすく売り買いはしやすいですね。
どちらの客層が富裕層?
メルカリは利用者増えすぎたのと、高価なものでも分からない世代が多い気がします。
歯切れ悪くないですよ〜!やっぱりpaypay を使えるのってメリットなんだって思ったので参考になりましたよー!比較してくださりありがとうございます
匿名さん
ありがとうございまーす!
励みになります!^^
とてもわかりやすく参考になりました。
結局どっちがいいのか歯切れ悪く意味不明。そんな比較なら止めときなはれ。
アホカイナさん
いやーそうなんですよ~
最初はもうちょっといろいろと差があったんですけど、PayPayもどんどん改善してきてほんとにほとんど差がなくなってしまったので、
正直こっちがいいと断言するほどの違いもないしでほんと歯切れが悪くなってしまいました笑
ペイペイフリマの検索からたどり着きキャナナさんの比較記事とてもわかりやすかったです!
こんなにわかりやすく書いてくれてて心ないコメントする方いるんですね〜⊙.☉
私は丁寧で詳しい解説にとても参考になりましたよ(✿^‿^)
またよさせて貰いますね!