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キャナナ
ひきこもり主婦ブロガー
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大阪ガスと関西電力まとめるならどっちがお得?料金を比較してみた

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どうも、キャナナです。

電力自由化」や「ガス自由化が始まってからずいぶん月日が経ちましたが、今より安くなるんだろうなと思いつつずっとほったらかしにしていたので、ようやく重い腰を上げて計算してみました。

それでまず気になったのは・・

関西電力 vs 大阪ガス

関西電力でも「関電ガス」というガス事業をやっていて、電気とガスの請求を1つにまとめることができるし、

大阪ガスでも電気事業をやっていて、ガスと電気のおまとめプランがあります。

結局どっちでまとめるのがお得なの!?

ということで、いろいろと調べました〜!

目次

関西電力でまとめる場合

つまり大阪ガスから関西電力の「関電ガス」に乗りかえた場合どうなるかという話なんですが、

関西電力でガス料金もまとめるとセット割で毎月のガス代から3%引きになり、さらに電気料金も通常とは別の専用料金(なっトクでんき)に切り替わるので、電気とガスの両方が今より安くなるのが特徴です。

ただし、大阪ガスの契約が「あっためトク料金(旧:床暖料金)」の人はそのままガスは大阪ガスで契約していたほうが安いので、床暖料金以外の人のみ関電ガスに切り替えたほうが安い。ということになります。

例えば、1か月のガスの使用量が30㎥だった場合、それぞれで計算してみると以下のような順番になりました。(安い順)

大阪ガス
(床暖エコジョーズ)
4,939円
+2~9%引き
関電ガス
(電気とセット)
5,114円
大阪ガス
(床暖スタンダード)
5,161円
+2~9%引き
関電ガス
(ガスのみ)
5,272円
大阪ガス
(一般)
5,700円

大阪ガスの床暖料金はガスコンロ・浴室乾燥機の設置でさらに2~9%引きになるので、2位の関電ガス(電気とセット)よりも3位の床暖・スタンダードのほうが通常は安くなるため、

ガス料金においては大阪ガスの「床暖料金」が一番安く、続いて「関電ガス」ということになります。

大阪ガスでまとめる場合

大阪ガスで電気料金をまとめても実はガス料金に変化はなく、電気料金も関西電力の一般料金より少し安くなる程度なので、大阪ガスで電気料金をまとめるメリットはないと考えていいと思います。

しかし、大阪ガスの「床暖料金」はガス料金プランの中で最強なので、この契約の人はそのままガスは大阪ガスで契約しておき、電気のみ切り替えるのがおすすめです。

ただし、電気料金においてはわたしの調べた限りだとそらエネでんきが一番安かったので、関西電力に切り替えるよりもさらにこちらにした方が安くなります。

例えば、1か月の電気使用量が400kWhだった場合、それぞれで計算してみると以下のような順番になりました。(安い順)

そらエネでんき8,185円
関西電力
(ガスとセット)
9,536円
大阪ガス
(電気とセット)
9,536円
関西電力
(従量電灯A)
10,048円
大阪ガス
(電気のみ)
11,049円

なので、床暖料金の人は電気のみを関西電力から「そらエネでんき」に乗りかえるのがお得になります。

また、床暖料金以外の人は関電ガス」に乗りかえる方がガス代は安くなりますが、その場合も電気料金は関西電力より「そらエネでんき」のほうが安いので、そらエネでんき+関電ガスの組み合わせにするのがベストです。

追記:
そらエネでんき」が現在契約者が殺到して一時新規申し込みを停止しているため、次に安い電力会社については以下の記事のランキングをご覧ください。

料金を比較してみました

つまりわたしの結論としては

大阪ガスで「床暖料金」の人
そらエネでんき+大阪ガスが安い

大阪ガスで床暖料金「以外」の人
そらエネでんき関電ガスが安い

ということになったのですが、本当にそうなのか?

実際にわが家の使用量で料金を計算してみたので、その結果を紹介します。

シミュレーションの際に用意しなければいけないものは、
「ガス使用量のお知らせ」と「電気の検針票」をそれぞれ1年分です。

できれば用意する明細の年月もそろえたほうが正確な数字が出せます。

※お知らせや検針票がない場合は「はぴeみる電」や「マイ大阪ガス」に登録すると履歴が確認できます。

わが家(夫婦2人暮らし)のガス・電気使用量はこの表の通りだったので、今回はこれを元に計算してみました。

電気ガス
1月518kWh40㎥
2月545kWh37㎥
3月463kWh36㎥
4月317kWh30㎥
5月199kWh17㎥
6月208kWh18㎥
7月227kWh11㎥
8月371kWh11㎥
9月392kWh12㎥
10月237kWh21㎥
11月201kWh33㎥
12月310kWh35㎥

ガス料金の比較

大阪ガスと関電ガスの料金を比較してみました。

床暖料金はプランが少し複雑で、エコジョーズのあるなし、ガスコンロ・浴室乾燥機のあるなし、季節によっても料金が変わります。

年間のガス料金(安い順)

大阪ガス
(床暖・エコジョーズ)
55,697円+下記割引
大阪ガス
(床暖・スタンダード)
57,874円+下記割引
関電ガス
(電気セット割)
54,035円
関電ガス55,706円
大阪ガス
(一般)
58,939円

<大阪ガス床暖料金の割引>
ガスコンロ(2口以上)…2%引き
浴室乾燥機あり…5%引き
浴室乾燥機(ミスト付)あり…7%引き
ガスコンロ+浴室乾燥機…7%引き
ガスコンロ+浴室乾燥機(ミスト付)…9%引き

※使用量が少ないと関電ガスのほうが安くなる可能性もありますが、床暖料金はガスコンロ・浴室乾燥機設置でさらに割引が適用されるので、ほとんどの場合で逆転します。

※毎月変動する調整料金などは考慮せず、料金表のみで簡単に算出した額になります。

<ガス料金の詳しい算出方法>

自分でも計算してみたい場合はココを開く

ここでは例として関電ガスの料金表を使って解説しますが、計算方法は大阪ガスも全く同じです。

ガス料金の計算は、その月の使用量がどのくらいかによって基本料金と1㎥あたりの料金が変わります。

たとえば、使用量が30㎥だった場合・・

表より20-50㎥の間に入るので、基本料金は1262.33円、1㎥あたりの料金は133.66円になります。

なので、

1,262.33円+(133.66円 × 30㎥)=5,272円ということになります。

また、関電ガスは関西電力の電気も契約することで電気とガスの「セット割」としてここからさらに3%引きになるので、関西電力で電気を契約している場合は

5,272円 × 0.97%=5,114円になります。

例)ガスの使用量が30㎥だった場合

大阪ガス(床暖・エコジョーズ) 4,939円
関電ガス(電気とセット)    5,114円
関電ガス(ガスのみ)      5,272円
大阪ガス(一般)        5,700円

電気料金の比較

電気料金については関西電力、大阪ガス、そらエネでんきの3社で料金を比較しました。

年間の電気料金(安い順

そらエネでんき81,980円
大阪ガス
(ガス電気セット)
94,035円
大阪ガス
(電気のみ)
94,995円
関西電力
(電気ガスセット)
95,716円
関西電力
(電気のみ)
98,282円

※毎月変動する調整料金などは考慮せず、料金表のみで簡単に算出した額になります。

電気料金のみの価格を見てみると関西電力よりも大阪ガスのほうが安いですが、それよりもさらにそらエネでんきが安いです。

そらエネでんきの料金プランは、基本料金185円+使用量×20円/kWhとシンプルです。

例:400kWhの場合

185円+400kWh×20円=8,185円

<電気料金の詳しい算出方法>

自分でも計算してみたい場合はココを開く

そらエネでんきは簡単に計算できるのでいいんですが、関西電力と大阪ガスはかなり複雑な計算式になります。

ここでは関西電力の従量電灯Aプランで解説しますが、大阪ガスも計算方法は同じです。

電気料金の計算は、使用量ごとに料金単価が変わる仕組みになっています。

ガスのように基本使用料はないんですが、使用量が0~15kWhだと一律で341.02円かかるので、まあこれが基本使用料のような感じになります。

そして、15~120kWhの分は1㎥あたり20.32円で計算、121~300kWhの分は1㎥あたり25.80円で計算する必要があります。

たとえば、使用量が400kWhだった場合・・

400kWhを0-15と15-120と120-300と300-400の4つに分けて計算する必要があるので、

341.02円+(20.32円 × 105kWh)+(25.80円 × 180kWh)+(29.29円 × 100kWh)=10,048円になります。

かなり複雑ですよね。

この105kWh、180kWh、100kWhというのは、それぞれ

120ー15=105
300-120=180
400-300=100

のことで、1kWhあたりの料金を掛けるべき使用量をあらかじめ出しています。

ただ、毎回こんな複雑な計算をすると大変すぎるので、少しでも計算を簡便にするために私はあらかじめこの各段階の料金を算出しておいて、必要な分だけ足すようにしています。

それが表の右にある数字なんですが、これはあらかじめ

20.32円 × 105kWh=2133.60円の部分を計算したものになります。

なので、先ほどの400kWhの電気料金をこの簡易計算用の数字を使って計算してみると

341.02円+2133.60円+4644.00円+(29.29円 × 100kWh)=10,048円

という感じで、最後の端数の分だけの掛け算で済むので、計算する際はぜひこの数字を使ってやってみてください。

例)電気の使用量が400kWhだった場合

そらエネでんき     8,185円
関西電力(ガスとセット)9,536円
大阪ガス(電気とセット)9,536円
関西電力(従量電灯A) 10,048円
大阪ガス(電気のみ) 11,049円

まとめ

これまでの結果をまとめてみると・・

わが家の条件:夫婦2人暮らし
現在の契約:関西電力(従量電灯A)+大阪ガス(エコジョーズ)

関西電力で電気もガスもまとめた場合

(電気)95,716円+(ガス)54,035円=年間149,751円

大阪ガスで電気もガスもまとめた場合

(電気)94,035円+(ガス)57,433円=年間151,468円

電気はそらエネでんきに、ガスは関電ガスに切り替えた場合

(電気)81,980円+(ガス)55,706円=年間143,442円

ということになりました。

というわけで結局どこで契約するのが安いのかというと、、

床暖料金の人
大阪ガス+そらエネでんき

床暖料金じゃない人
関電ガスそらエネでんき

の組み合わせになります。

関電ガスもそらエネでんきもどちらも切り替え手数料はかからないし、契約後に解約金がかかることもありません。

電気とガスの供給はこれまで通り関西電力と大阪ガスの設備を使うので、切り替えてからいきなり停電やガス漏れが起きるようなこともないのでご安心を。

今契約しているガス電気会社で解約手続きをする必要もなく、別の電気ガス会社に申し込みをするだけで自動で解約となります。

でも電気もガスも両方一気に切り替えるのはさすがに面倒くさい!という場合は、せめてガスだけでも関電ガスにすることでそこそこ安くなるのでおすすめです!

というわけで、今回はこのへんで!

またーノシ

追記:
そらエネでんき」が現在契約者が殺到して一時新規申し込みを停止しているため、次に安い電力会社については以下の記事のランキングをご覧ください。

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コメント

コメント一覧 (6件)

  • 大阪ガスの電気料金はまとめトクの基本料金無料キャンペーンの割引は適用されての料金でしょうか?

  • こちらの大阪ガスの料金には
    電気基本料金無料の割引も適用された金額になりますでしょうか?

  • 関西電力の電気は燃料調整費の上限が決まっていますが、ガスも関電にして、なっとく電気になったら燃料調整費の上限がなくなりどんどん上がっていきます。
    今のように燃料調整費がとてつもなく高い場合はそれも考慮する必要があります。

  • 関電ガスにすると、大阪ガスの点検と、関電ガスで2回家に入られます、ガスはプロの大阪ガスが安心でしょう点検1回で済みます

  • 大変参考になりました。私も一年分の料金からシュミレーションをして、大阪ガスで電気とガス一択かなと思ってましたが、床暖なしのLoop電気+関電ガスを検討してみます。

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