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キャナナ
ひきこもり主婦ブロガー
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ペットに保険は必要ない!?その理由をお話しします

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どうも、キャナナです。

ペットに保険をかけるかどうか、悩みますよね。

ケガや病気をしたら医療費はとても高いって聞くから、念のため加入しておこうかなと思ったけど保険料も意外と高い

「結局どっちがいいの!?」

というところですが、結論から言うとわたしは加入しませんでした。

今回はその理由についてお話したいと思います。

目次

ペットに保険は必要なのかの考察

シミュレーションの条件

  • トイプードル
  • オス
  • 1才
  • 病歴なし
  • 15才まで生きると仮定
  • 保険料は月払いよりも年払いの方が安いので年払いで計算

保険会社は例として価格.comのペット保険ランキング1位の【アクサダイレクト「いぬのきもち保険」<プラン70>特約なし】で試算してみたいと思います。※2017年2月時点

<プラン70>というのは、医療費の7割を保険会社が負担。残りの3割を自己負担するプランになります。

保険料シミュレート

うちの犬は今1歳なので、1歳から15歳まで加入するといくらかかるかというと、

1歳  24,730円
2歳  23,950円
3歳  25,150円
4歳  28,370円
5歳  33,060円
6歳  38,830円
7歳  45,960円
8歳  54,750円
ーーーーーーーー
9歳  63,440円
10歳  73,150円
11歳  75,980円
12歳  79,640円
13歳  83,500円
14歳  71,900円
15歳  71,900円

※「いぬのきもち保険の保険料表」より
※新規に加入できる年齢は8歳まで。9歳以降はこれまでに加入していて継続の場合だけ加入できます。

合計金額は

794,310円

合計するとなかなかの金額になりますね。

人間の医療保険だと加入した年齢時の保険料額がそのまま継続されるのですが、犬の場合は「毎年更新」になるので毎年金額が変動します。

加入時の保険料が安くても、継続していくとだんだん金額が上がるので注意してください。

加入しなかった場合と比べてお得なのか?

この保険料は、愛犬が病気をしようがしまいが必ずかかるお金です。

また、忘れてはいけないのが医療費の3割は自己負担であり、保険会社が負担してくれるのは7割だけなので、

実際は794,310円+医療費の3割も支払うことになります。

ということは、

これから愛犬にかかるかもしれない医療費の7割が794,310円以上じゃないと損だということ。保険会社が負担してくれる7割と、こちらが支払う保険料との勝負です。

医療費の7割が保険料を超えるためには?

実際、犬の生涯でどのくらいの医療費がかかるのかは、うちの犬もまだ大きな病気をしたことがないので何とも言えないんですが、

いぬのきもち保険の公式サイトでは保険金支払いの事例として

<椎間板ヘルニア>
入院+4回通院
治療費合計 240,000円
(アクサダイレクト負担168,000円+自己負担72,000円

<皮膚炎>
通院6回
治療費合計 159,000円
(アクサダイレクト負担111,300円+自己負担47,700円

が紹介されていました。

たしかに治療費はかなり高額ですよね。どちらも急に用意するのはなかなか大変な金額です。

でも、自己負担も意外と高くないですか?

すでに保険料を数万~数十万払っているのにさらにこの金額を支払わなければならないとなると、うーーん。。という感じがしました。

そして、この時点で保険会社が負担しているのは

168,000円+111,300円=279,300円

794,310円にはまだまだほど遠いですよね。

保険加入VS保険未加入

仮に、犬が亡くなるまでの生涯に先ほどの2つの病気(椎間板ヘルニアと皮膚炎)にかかったとすると、保険に加入している人と加入していない人の合計支払い額はどうなるでしょうか?

<保険に加入している人>
保険料と3割の自己負担があるので
725,100円+72,000円+47,700円
844,800円

<保険に加入していない人>
ヘルニアと皮膚炎の医療費を全額支払わなければならないので
240,000円+159,000円
399,000円

実際はもっと重い病気にもかかる可能性があるのでなんとも言えませんが、この時点では40万円ほど保険加入者の方が支払額が高くなりますね。

100万円の医療費がかかった場合

では、もうちょっと医療費が高額になった場合で考えてみましょう。

いろいろとネットで調べてみたところ、およそ犬の生涯で100万円の医療費がかかると言われているようです。

では仮に医療費が100万円かかったとすると、保険に入っている場合、自己負担はおよそ30万円なので

794,310円+300,000円

1,094,310円

なので結局、生涯の医療費が100万円なら、保険に加入していたとしても加入していなかったとしても100万円かかるということになりますね。

ただし、保険加入者の場合は、全く病気ケガをしなくても確定で79万かかり、加入していない人は病気ケガをしなければ0円で済むという違いがあります。

毎年契約更新の落とし穴

そしてもう一つ、保険料の他に注目して欲しいことがあります。

それは「契約更新」についてです。

人間の医療保険でもそうですが、持病があると保険の加入を断られることがありますよね。それはペット保険でも同じこと。

1歳からずっとペット保険を掛けてきて、10歳で何らかの病気になったとします。すぐには治らないような、ちょっと慢性的な病気に。

これまで払ってきた保険料は約40万円。ようやく保険のお世話になる時がきました。

医療費は毎回高額だけど、まぁ3割負担だからなんとか払っていけるだろう。。と思っていた矢先、保険契約更新の時期がやって来ました。

当然これからも保険を続けたい。これまで40万円も払ってきたんだから元を取りたい。そう思っていましたが。。

継続を断られる可能性があります。

これは保険会社の判断にもよると思うので、継続が認められる可能性もありますが、持病のある犬は基本的に保険には入れません。

わたしはここがペット保険の最大の問題点だと考えています。

人間の医療保険であれば、60歳払い込みで補償は生涯続くものや、払い続けている限り補償が続くものが多いですが、ペット保険は毎年更新の形を取っているところがほとんど。というか、そのタイプの保険しかわたしは見たことがありません。

ということは、病気になったその1年間だけで、これまで払ってきた保険料分の元を取らなければならないかもしれないということです。

これは、かなり厳しい。

しかも契約更新月の直前なんかに病気をしたら、今まで払ってきた保険料の元なんて全然取れないわ、契約更新できなくてこれからは全額負担になるわで最悪です。

保険会社の判断によって継続できる可能性はあるかもしれないものの、断られるかもしれない可能性があるのに何十万も掛けるのは怖すぎる。。

まとめ

今回は、たまたまランキング1位だった「いぬのきもち保険」を例にシミュレートしてみましたが、飼っているペットの種類や年齢、選ぶ保険会社やプランによって金額は変わってきますので、計算の考え方だけ参考にしてもらえればと思います。

わたしの結論としては、冒頭で申し上げた通り「ペットに保険は必要ない」と判断しました。

その理由は

  • 病気をしたら契約更新できないかもしれない
  • 寿命15歳・医療費100万円だとしたら保険に加入していてもしていなくても支払い額は結局同じ

だったからです。(今回のシミュレート条件では)

人間の医療保険と同じように、加入年齢が若ければ保険料がずっと固定で安く、15歳払い込みで終身保険等であればまだ検討の余地はありましたが、これはあまりにも条件が悪すぎると感じました。

「ペットの医療費は高額である」というイメージがあるので、ついペット保険で備えておこうという気になってしまうのですが、本当に加入することで備えになるのか、いま一度しっかりと考えてみて欲しいと思います。

わたしも加入しないと決めたからには、全額自己負担でもしっかり支払えるよう、日頃から愛犬用に資金を確保しておかなければなぁと考えてます。

では今日はこのへんで!

またーノシ

今回の結果は、あくまでも例として特定の条件の下で試算を行っただけに過ぎません。保険会社やプランやペットの年齢などでも結果は大きく変わってくるので、必ずご自身でも実際にシミュレートを行ってみて判断をお願いします。

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コメント

コメント一覧 (26件)

  • 私はアクサに0歳から長い年数の入っていましたが、継続不可の通知がきました。通知裏には過去の支払額が書かれていました。年間限度額に全く満たない使用しかしていないのに急に継続不可の通知がきたのはショック。このブログにランキング1位とアクサのいぬのきもち保険が紹介されていたのでランキング1位に違和感を感じますが、歳を重ねてきて病気も出やすくなる年齢になると継続不可の通知を出すなんて今まで安心代として高い保険料を払ってきた人に対してあんまりだと思います。
    他にもアクサで継続不可の通知が来た方いるかなと調べて他の方のブログを読むと年に払う保険料の3倍の支払いが3年あると継続不可となったようなことが書かれていました。継続不可の通知裏に過去3年の支払額を載せてくるのはそう言う理由を言いたいのかもしれませんが、年間70万限度で7割保険だから高い保険料払ってるのに。だったら始めから70万迄とか7割補償とか書かないで保険料の3倍支払い出たら継続不可ですよとかはっきり言って保険募集して欲しかった。

  • 病気になったからといって、元々入っている保険内容の更新を断られることはないのではないでしょうか?補償を手厚くするのは難しいと思いますが…。
    私は14歳になる犬を飼っていますが、何年も、腎不全や膵炎、甲状腺の病気や他にも持病があり、入院することもあれば、毎日薬も飲んでおり定期的に通院していますが、毎年、何年も更新してますよ。
    私は保険に感謝しております。
    誤った情報はよくないと思います。

  • 最近猫を飼い始めまして、ペットショップでは加入をとても勧められ入りました。でも、そうですよね、猫も人間と同じで加齢とともに保険料も高くなっていきますよね。そして一年更新という点のデメリットまでは考え及ばずだったので、確かに…と思いながら読みました。動物の治療費はとても高いのでいざとなったときに不安ですがそれなら毎月数千円貯金していけば良い話ですし、飼ってすぐに高額な治療費が必要な場合はそれこそクレジットで分割という方法もあります。実際にかかるかかからないか分からない治療費を掛け捨てで保険として支払うのはもったいないので実際にいっぺんに高額請求が来たなら多少の利息が付いてもクレジットの方がよほどマシな気が私はします。良いことずくめに宣伝されているものに対してよく考えなければならないなと思いました。人それぞれの考え方であり、どう考えるかはその人自身が決めることだと思うので私はこのブログ記事も大切だなと思います。

  • 以前、飼っていたワンチャンですが最後、亡くなる年に乳癌の手術や肺気腫などを一気に併発していき看取るまでの1年間で医療費は70万円ほどかかりました。気持ちの問題として保険に入るよりも大切なワンチャンに蓄えをしていく考えに至りました。

  • 色々な方の意見があるものだなあ、と思いました。
    私は猫を飼っていて、保険には入ってます。
    現在14歳で慢性腎臓病になり、毎週点滴を行なっているので本当に保険に入っていて良かったと思います。
    ペットに払い続ける保険料全額分の貯蓄が今現在手元にある裕福な人ならば、保険に入らないのも良いかもしれません。
    ただ、ペットのケガや病気はいつ起こるか分からず、飼い始めて数ヶ月で20万請求が来る可能性だってあります。
    急な支払いに少しでも不安のある人はご自身に合ったペット保険を探された方が安心かと思います。
    お金が無いからペットに充分な医療を受けさせてあげられないのはダメだと思うので。
    少しでもご自身の今現在の貯蓄額に余裕の無い人はペット保険の検討を私は個人的にお勧めします。
    これも、また1つの意見なので、このサイトを見られて、ペット保険加入取りやめを即決されないように、色々な方面からペット保険について調べてみて下さい。

  • 3歳の猫がいます。
    里親募集してた保護猫ちゃんで、
    もう可愛くて可愛くて♡♡
    この子が病気になったらと考えると悲しくて悲しくて( ´ •̥  ̫ •̥ ` )
    もし病気になっても、できることは全てやってやりたくて、そうなると保険に入ってなければ無理かなと思い、保険を検討しています。
    どうしても人間と同じように考えてしまって·····。

    保険に入らないにせよ、入るにせよ、うちの子がうちに来て良かったと思って貰えるように大切にしていきたいと思います。

  • ありがとうございます。私も、保険に2年入って辞めました。そろそろ、年齢も6歳になり入った方が良いのか迷いましたが、辞める事にしました。入っていない事で絶対病気させられない気持ちが強くなり、すごく観察するようになりました。観察する事で気づきが早くなり防げる病気もありますよね。わかりやすく説明下さり感謝です。ありがとうございました

  • 猫を飼いはじめて保険加入検討しましたが、調べれば調べるほど違和感がでてきました。
    本当にあなたの考えているとおりだと思います。
    文脈の読めない方もいらっしゃるようですが、これからも頑張ってください。

    • らびさん
      ありがとうございますー!
      励みになります^^

  • 保険というもののそもそもの考え方が誤っておられるようです。
    「貯金は三角、保険は四角」という考え方をご存知でしょうか。
    保険は、加入直後に万が一30万円といった高額の治療費がかっかっても補償をしてくれますが、貯金の場合は1年目では30万円も貯まっていませんよね。

    このような誤った考え方に賛同されて、万が一のときに後悔されることがないようにと願ってやみません。

    • 匿名さん
      うーむ。
      三角と四角の話は聞いたことがあるのですが、加入直後の補償を求めるというよりも、総支払額に対して結局どちらのほうが安いのかのほうが気になってしまって。。
      今手元に全くお金がないなら、おっしゃる通り保険の価値もあるのかもですが。
      ただこれはあくまでわたし個人の考えなので、いろいろな答えがあって当然だと思いますし、それぞれが自己責任にて判断してもらえればと思ってます。

  • はじめまして、今回子犬を飼うことになりペット保険どうしよーと悩んでいたときにこちらの記事を見つけました。

    大変わかりやすい内容で参考になりました。

    以前飼っていた犬が元気なうちは全くお金がかからなかったのですが、老後に入ると病気を患い、母から病院代(手術・入院費)で50万かかったと聞いていたので犬の生涯で100万はかかるというのは本当ですね。

    結局自分で70万を払うことになるなら貯蓄しておこうと思います!

    • 匿名さん
      ありがとうございますー!
      やはり100万くらいかかるんですね~
      うちもまだ3歳で元気いっぱいなのでいいんですが、今後のために貯蓄しておかねばですね。。

  • キャナナさん、初めまして!
    私も同じ事を思ってて、最初の1年だけ加入し、更新しませんでした。
    うちの子は、今 10歳で肝臓の数値が悪く、胆のう肥大で入院中です。
    もぅすぐ1週間かな…
    かなりの請求額だと思いますが、大事な子なので、とにかく良くなって欲しい!と、願うばかりです。
    話はそれましたが、キャナナさんの言う通り、今の年齢まで支払う保険金に比べたらと思って、病院にお任せしています。

  • うちも、2歳になるプードルの保険の更新の時期だったので、参考にさせて頂きました。私も、1~15歳までの総額の払い込み保険料を計算したところです。80万を越えるくらいだったので、それならば、毎月5千円ずつ犬の病気ために貯金を始める事にしました。

    • ショコラのママさん
      病気になるかどうかもわからないのに80万円はなかなか厳しいですよね~。
      わたしも貯金を増やして備えたいと思います☆

    • 保険より貯蓄に回す事にしました 皆さんのアドバイスをいただきありがとうございます

  • 記事を拝見させて頂きました。
    保険に対する考え方は正解がありませんし、私は人それぞれの意見があっていいと思ってます。
    ただ間違った情報を発信されている様だったのでコメントさせて頂きました。
    確かにペット保険は一年ごとの更新があります。ただ保険会社によって更新時の不担保条件が付かない所もあるのです。
    アクサダイレクトで試算したようですが、もっと保険料の安い保険会社もあります。
    やり方によってもっと違った結果にする事も可能なんです。
    色々と確認される事をオススメします。

    • kooさん
      私もおっしゃる通りだと思ってるので、保険会社によっては病気になっても継続できる可能性があることと、今回はあくまで例としてアクサを紹介しただけなので、計算方法だけ参考にしてくださいと記事には書いています。

  • タイトルどおり、
    デキる主婦ですねー!
    うちも保険に入らないと決めました!
    ありがとうございます。

    • Cocoの家族さん
      おお。それ初めて言われましたー!笑
      ありがとうございます!

  • 私は猫ですが10才で腎不全と言われて入っていたらもっといい治療を、と自分を責めていました。でもまさか更新時に断られるとは考えてもいなかったので目から鱗で驚きました。大変参考になりましたし救われました。ありがとうございました。

  • はじめまして。ペットが病気になり、保険に入っていたら良かったのかな?と思ったりしているところ、こちらに辿りつきました。
    契約更新で断られるかもなど考えてなかったし、色々為になりました。ありがとうございました。

  • とても参考になりました。
    これから子犬を迎えるにあたり入らないと決めました。
    ありがとうございました!

  • 私も入らないことにしました。ありがとうございました。

    • ももたろさん

      いえいえ~!
      あくまでも私なりの見解なので参考までに!

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