auでんきとJ:COMでんきならどっちがお得?徹底比較してみた【関西】


どうも、キャナナです。
わたしはauユーザーでありJ:COMユーザーでもあるので、もし何らかのメリットがあるなら電力会社を関西電力からこっちに変えるのもありだなと思ったので、この2つの会社についていろいろと調べてみることにしました。
結論を言うと、auとJ:COMどちらに変えてもお得じゃないことがわかったので、その理由についてお話していきたいと思います。
別で関西エリアの電力ガス会社で一番安い組み合わせになるのはどこかについて調べた記事があるので、関西にお住まいの方はこちらの記事をご覧ください。


auでんきの概要
「auでんき」は、電気料金プランとしては関西電力の「従量電灯A」とほぼ同じなので、関西電力から切り替えたとしても電気料金にほとんど変化はありません。
しかし、auでんきでは電気料金支払い額に応じて「Pontaポイント」が付与されるため、実質計算をすれば関西電力の「従量電灯A」より料金は下がるはずなのですが、、
2025年6月現在は燃料費高騰の影響により、毎月変動する燃料費調整額が高くなっており、それも含めて計算すると「auでんき」よりも「従量電灯A」の方が安いという逆転現象が起こっています。
なので、今はもう「auでんき」に切り替える必要はないんですが、一応ポイント付与の仕組みだけ記載しておきます。
<Pontaポイント付与率>
電気代 8000円未満/月・・・0.5%
電気代 8000円以上/月・・・1%
さらに、auのガスプラン「関電ガスfor au」もセットで契約すると、ポイント付与率がアップします。
<電気とガスをセットで契約した場合のPontaポイント付与率>
電気代 8000円未満/月・・・1%
電気代 8000円以上/月・・・1.5%
このポイント付与も以前は6%くらいついていたんですが、付与率が改悪されて今では1%程度になっています。
Pontaポイントの付与は電気料金に対してのみになりますが、ガス料金のほうも電気とセットで契約することでガス代から3%引きになります。
※貯まったPontaポイントを電気料金に使うことはできないので注意
ちなみに同じau系列で「Pontaでんき」というものもあるんですが、料金プランは「auでんき」と全く同じです。
J:COMでんきの概要
では、J:COMでんきのほうはどうでしょうか。
以前は、電気を契約するために他のJ:COMのサービスとセットになった縛りのあるプランを契約する必要があって、さらに解約違約金や契約手数料までかかるという、気軽に乗り換えられない新電力No.1なのでは?という感じだったのですが、
その後何度かサービス内容が見直され、2024年4月には名前も「J:COM電気」から「J:COMでんき」に変更。それと同時に、電源調達等調整額というべらぼうに高い独自の追加料金を加算していたのも廃止。
ようやく他の新電力と同じように乗り換えやすく価格もそこまで高くないサービスへと生まれ変わりました。
しかも、現在は「auでんき」よりも安いという驚きの結果に。
J:COMでんきの電気料金プランとしては、関西電力の「従量電灯A」と全く同じなんですが、各段階において0.5%、1%、3%の割引がかかるのでその分だけ安くなっています。
さらに、毎月変動する燃料費調整額についても他の新電力より抑えめだったため、auでんきよりも安いです。
あとJ:COMでんきには別で「グリーンメニュー」というプランもあるんですが、通常の「家庭用コースa従量A」の方が安いです。
また、エリア限定でガスの契約プランがあるのですが、こちらは大阪ガスの料金プランと全く同じ料金設定であり、大阪ガスで今契約しているプランをそのままJ:COMガスで引き継ぐことも可能です。
しかし、ガスについては大阪ガスで床暖のプランを契約している人以外は関電ガスにした方が安いです。
auでんきとJ:COMでんきの料金比較
関西電力や大阪ガスなどの関西エリアの他の電力会社も一応表に入れて電気料金が安い順に並べるとこうなりました。
シン・エナジー <きほんプラン> | 11,344円 |
大阪ガス <ファミリー応援プラン> | 12,419円 |
関西電力 <従量電灯A> | 12,601円 |
関西電力 <なっトクでんき> ※関電ガスとセット | 12,732円 |
J:COMでんき <家庭用コースa従量A> | 12,895円 |
J:COMでんき <グリーンメニュー> | 13,037円 |
auでんき、Pontaでんき <でんきMプラン> ※ガスとセット ※ポイント還元含む | 実質13,077円 |
auでんき、Pontaでんき <でんきMプラン> ※ポイント還元含む | 実質13,123円 |
auでんきとJ:COMでんきを比べるとJ:COMでんきの方が安いですが、それでも実は関西電力の方が安いです。
なので、au、J:COMどちらも乗り換えると電気料金は逆に上がります。。
まとめ
今回はauとJ:COMで比較を行いましたが、もうちょっと選択肢を広げて関西エリアで選べる電力会社10社で料金を計算した結果、2025年6月時点ではシン・エナジーという新電力が1位でした。
詳しくはこちらの記事に書いてあるのでご覧ください。


なので、これから電気の契約を見直すのであれば、このシン・エナジーにするのが一番安くなるのでおすすめです。
シン・エナジーという会社は私も聞いたことがなかったのでいろいろ調べてみたのですが、ちゃんとした電力系の会社だったので、私も今回の計算結果を見てさっそく電力の切り替えを申し込みました。
でもやっぱり知らない会社で契約するのは不安、、という人は、大阪ガスの「ファミリー応援プラン」も割と安かったので、特に床暖設備のある人は大阪ガスで電気をまとめるのもアリかなと思います。
ただ、電気の使用量300kWhで計算すると従量電灯Aより高くなったので、400kWh以上くらいの電気をよく使うご家庭だけ「ファミリー応援プラン」はおすすめです。
ということで、
今回はauでんきとJ:COMでんきについて調べた結果をまとめてみました。
ではこのへんで~ノシ
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