【中部電力エリア】電気代が一番安いのはどこ?13社を徹底比較!


どうも、キャナナです。
電力の自由化が始まってからいろいろな企業が参入してきましたが、昨今は燃料費高騰もあって大荒れの新電力業界。結局今はどこが一番安いのか?
料金プランを見てもよくわかんないし、そもそも選択肢としてどこがあるのかもわからないですよね。
ということで、今回は中部電力エリアで選べる主な電力会社13社で料金を試算し、一番電気料金が安くなるところから順番にランキング形式でまとめてみました!
中部エリアの新電力13社を比較したランキング結果
※消費電力は400kWh/月で計算
※アンペアの契約は40Aで試算
※全ての電力会社で平等にかかる再生可能エネルギー発電促進賦課金も込みで計算
※毎月変動する燃料費調整額は2025年6月分の金額で計算
※中部電力との差は中部電力ミライズのおとくプランとの差額
1位 シン・エナジー「きほんプラン」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
12,378円 | -1,424円 |
シン・エナジーは、あまり聞きなれない社名で私も今回初めて知ったのですが、調べてみると結構しっかりとした再エネ開発実績を持つ会社のようで、1993年設立から「Symbiosis(共生)+Energy(エネルギー)」の理念の元、自然との共生と地域復興を目的として太陽光・バイオマス・水力・風力・地熱など幅広い再生可能エネルギーを手掛けています。2018年に旧:洸陽電機から社名変更。
なので、近年の新電力ブームに乗っかっただけのポッと出の会社とかではなく(失礼)、元からしっかり電力系の事業をされているので安心感はあるかなと思って、今回も価格の面だけでなくそのあたりも含めて紹介しています。
ちなみに、今回は400kWhで試算していますが300kWhでも500kWhでも600kWhでもシン・エナジーが一番安かったので、文句なしの堂々1位です。
私もこの計算結果を受けてさっそくシン・エナジーに切り替えの申し込みをました。
また、2025年7月〜9月まで政府から補助が出るようですが、こちらは新電力も対象になるため今すぐシン・エナジーに変更しても大丈夫です。400kWhの使用量だとおよそ900円前後の値引きになるようです。
シン・エナジー【きほんプラン】の
料金表と計算式はこちら
料金単価 | |
基本料金(40A) | 1,145.59円 |
0-120kWh(第1段階) | 20.69円 |
120-300kWh(第2段階) | 24.16円 |
300kWh-(第3段階) | 25.53円 |
+電源調達調整単価 | |
1kWhあたり | 0円 |
+容量拠出金相当額 | |
1kWhあたり | 0.64円 |
1145.59円+(20.69円×120kWh)+(24.16円×180kWh)+(25.53円×100kWh)+(0.64円×400kwh)+1,592円=12,378円
また、今回は「きほんプラン」で計算しましたが、他にも「昼生活フィットプラン」と「夜生活フィットプラン」があり、これらは毎月マイページでどのプランが一番お得になるか教えてくれて、検針ごとにプランの切り替えも可能なので、とりあえずは「きほんプラン」で契約しておいて、あとから自分の生活スタイルに合わせてお得なプランに切り替えてもらえればと思います。
またJALのポイントカードをお持ちの方は、申し込み時に登録しておくと電気料金200円につき1マイル貯まります。
電力会社の切り替えは、解約金も契約の縛りも初期費用もなく、現在契約している電力会社への解約手続きも不要なので、いつでも柔軟に乗り換えられるのが良いところ!
お手元に現在の電力会社のお客様番号と供給地点特定番号さえ準備すれば無料で簡単に申し込みできます。
また、シン・エナジーに切り替える際はハピタス等のポイントサイトを経由するとお得です!
2025年7月10日現在では、ハピタス経由でシン・エナジーに申し込むと3,500円分のポイントがもらえるようです。(もらえるポイント数はよく変わるので必ずポイントサイト内で金額を確認してください)
ポイントサイトは無料登録するだけで利用でき、普段のネットショッピングでもポイントが貯まります。
ポイントの交換も1ポイント=1円でわかりやすく、現金や電子マネーへの交換も可。
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2位 TERASELでんき「超TERASELプラン」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
13,248円 | -554円 |
TERASELでんきは伊藤忠エネクスの100%出資会社として2016年に設立された新電力です。
楽天ポイントも200円につき1ポイント貯まるのが特徴。
TERASELでんき【超TERASELプラン】の
料金表と計算式はこちら
料金単価 | |
基本料金(40A) | 1,284.56円 |
0-120kWh(第1段階) | 21.01円 |
120-300kWh(第2段階) | 24.88円 |
300kWh-(第3段階) | 26.35円 |
+燃料費調整額 | |
1kWhあたり | 2.63円 |
1284.56円+(21.01円×120kWh)+(24.88円×180kWh)+(26.35円×100kWh)+(2.63円×400kwh)+1,592円=13,248円
3位 オクトパスエナジー「グリーンオクトパス」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
13,341円 | -461円 |
またまた聞きなれない社名が出てきたので調べてみました。
オクトパスエナジーは、本社のあるイギリスから世界9カ国にサービスを提供するグローバル企業で、2021年から日本国内でもサービスを開始(東京ガスとの合弁)。イギリスではシェアNo.1の実績あり。
料金プランは他にシンプルオクトパスがありますが、中部電力エリアではグリーンオクトパスの方が安かったです。
オクトパスエナジー【グリーンオクトパス】の
料金表と計算式はこちら
料金単価 | |
基本料金(40A) | 1,264.80円 |
0-120kWh(第1段階) | 20.20円 |
120-300kWh(第2段階) | 24.10円 |
300kWh-(第3段階) | 26.70円 |
+燃料費調整額 | |
1kWhあたり | 2.63円 |
1264.80円+(20.20円×120kWh)+(24.10円×180kWh)+(26.70円×100kWh)+(2.63円×400kwh)+1,592円=13,341円
オクトパスエナジーは、なんとハピタス経由で8,000円分のポイントがもらえます!(2025年7月25日現在)
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4位 コスモでんき「スタンダードプラン」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
13,467円 | -335円 |
コスモでんきは、コスモ石油の新電力です。
コスモでんきは料金プランに特徴があり、このスタンダードプランは毎月使用量に応じた割引が入るプランで一番一般的なプランにはなるのですが、
面白いのが「セレクトプラン」というもので、月額990円のLeminoという動画見放題サービスが無料でついてくるLeminoプレミアムコースか、月額550円のdマガジン for Bizが見放題になるdマガジンコースのどちらかを選べます。
これ毎月実質990円引きだと考えると2位にまで上昇するので、動画見放題サービスをお得に利用したい人にとってはかなりおすすめな選択肢かなと思います。
コスモでんき【スタンダードプラン】の
料金表と計算式はこちら
料金単価 | |
基本料金(40A) | 1,284.56円 |
0-120kWh(第1段階) | 21.20円 |
120-300kWh(第2段階) | 25.67円 |
300kWh-(第3段階) | 28.62円 |
+燃料費調整額 | |
1kWhあたり | 2.63円 |
1284.56円+(21.20円×120kWh)+(25.67円×180kWh)+(28.62円×100kWh)+(2.63円×400kwh)+1,592円–170円=13,467円
5位 ENEOSでんき「中部Vプラン」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
13,513円 | -289円 |
ENEOSでんきは、ガソリンスタンドのENEOSの新電力です。
新電力には珍しく2年縛りがある「2ねんとくとく割」があり、2年間0.2円/kWh、3年目以降0.3円/kWh引きになります。(更新月以外での解約は1,100円かかるので注意)
電力の切り替えは解約の手間や違約金なく気軽に変えられるのがいいところなので、2年縛りなのはマイナスかなと思いますが、料金としては一応中部電力よりは安くなります。
2年縛りをつけなければこの金額に80円プラスになります。
ENEOSでんき【中部Vプラン】の
料金表と計算式はこちら
料金単価 | |
0-15kWh(最低料金) | 1283.12円 |
15-120kWh(第1段階) | 20.99円 |
120-300kWh(第2段階) | 24.91円 |
300kWh-(第3段階) | 26.63円 |
+燃料費調整額 | |
1kWhあたり | 2.63円 |
にねんとくとく割 | -0.20円/kWh(2年間) -0.30円/kWh(3年目以降) |
1283.12円+(20.99円×105kWh)+(24.91円×180kWh)+(26.63円×100kWh)+(2.63円×400kWh)+1,592円–(400kWh×0.2)=13,513円
6位 ミツウロコでんき「従量電灯B」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
13,576円 | -227円 |
ちびまる子ちゃんのCMでおなじみのミツウロコでんきです。
ミツウロコでんき【従量電灯B】の
料金表と計算式はこちら
料金単価 | |
基本料金(40A) | 1,284.56円 |
0-120kWh(第1段階) | 23.26円 |
120-300kWh(第2段階) | 23.56円 |
300kWh-(第3段階) | 26.15円 |
+燃料費調整額 | |
1kWhあたり | 2.63円 |
1284.56円+(23.26円×120kWh)+(23.56円×180kWh)+(26.15円×100kWh)+(2.63円×400kwh)+1,592円=13,576円
ミツウロコでんきには、他にもEVプランという電気自動車所有者限定のプランなどもあります。
また、ミツウロコでんきもモッピーを経由すれば2025年7月25日現在では3,500円分のポイントがもらえるのでお得です。
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7位 東邦ガスの電気「シンプルプランI」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
13,617円 | -185円 |
東邦ガスの電気で、ガスとセットだともう少し割引があります。
住宅の設備によって、暖房割引、床暖割引、家庭用燃料電池割引などがあります。
料金表の段階がかなり細かく設定されていて複雑です。
東邦ガスの電気【シンプルプランI】の
料金表と計算式はこちら
料金単価 | |
基本料金(40A) | 1,131.56円 |
0-120kWh(第1段階) | 21.18円 |
120-200kWh(第2段階) | 25.62円 |
200-250kWh(第3段階) | 25.64円 |
250-300kWh(第4段階) | 25.66円 |
300-350kWh(第5段階) | 26.59円 |
350-400kWh(第6段階) | 27.12円 |
+燃料費調整額 | |
1kWhあたり | 2.63円 |
1131.56円+(21.18円×120kWh)+(25.62円×80kWh)+(25.64円×50kWh)+(25.66円×50kWh)+(26.59円×50kWh)+(27.12円×50kWh)+(2.63円×400kwh)+1,592円=13,617円
東邦ガスでガスと電気をセットで申し込む場合のみが対象ですが、ハピタスを経由すると7,500円分のポイントがもらえます!(2025年7月29日時点)
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8位 ソフトバンクでんき「自然でんき」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
13,800円 | -2円 |
ソフトバンクの電気プランは他にも「おうちでんき」があり、ソフトバンクのスマホやネットの契約がある人であれば1回線ごとに2年間毎月110円引き、3年目以降は毎月55円引になるので、
ソフトバンクの回線契約がある人はおうちでんきの方がお得です。
ソフトバンク【自然でんき】の
料金表と計算式はこちら
料金単価 | |
1kWhあたり | 27.89円 |
+燃料費調整額 | |
1kWhあたり | 2.63円 |
27.89円×400kWh+(2.63円×400kwh)+1,592円=13,800円
ソフトバンクでんきは、ハピタスを経由するとおうちでんきはなんと10,000円分のポイント、自然でんきは2,100円分のポイントがもらえます!(2025年7月29日現在)
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9位 中部電力ミライズ「おとくプラン」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
13,802円 | 0円 |
ここでようやく中部電力ミライズの登場です。
中部電力は、カテエネ会員になると毎月153円引きになります。
中部電力ミライズ【おとくプラン】の
料金表と計算式はこちら
従量電灯A | 料金単価 |
基本料金(40A) | 1,284.56円 |
0-120kWh(第1段階) | 21.20円 |
120-300kWh(第2段階) | 25.67円 |
300kWh-(第3段階) | 28.62円 |
+燃料費調整額 | |
1kWhあたり | 2.63円 |
1284.56円+(21.2円×120kWh)+(25.67円×180kWh)+(28.62円×100kWh)+(2.63円×400kwh)+1,592円–153円=13,802円
10位 auでんき「でんきM」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
実質13,832円 | +29円 |
auでんきでは、電気料金に対してPontaポイントの還元があるので、計算上でも一応その分を考慮した実質計算にしています。
ポイント還元は、8000円までで0.5%、8000円以上で1%です。
auでんき【でんきM】の
料金表と計算式はこちら
料金単価 | |
基本料金(40A) | 1,284.55円 |
0-120kWh(第1段階) | 21.19円 |
120-300kWh(第2段階) | 25.66円 |
300kWh-(第3段階) | 28.61円 |
+燃料費調整額 | |
1kWhあたり | 2.64円 |
1284.55円+(21.19円×120kWh)+(25.66円×180kWh)+(28.61円×100kWh)+(2.64円×400kwh)×0.99+1,592円=実質13,832円
auでんきは、ポイントサイトのモッピーを経由して切り替えると10,500円分のポイントがもらえます!(2025年7月28日現在)
\ もっとお得に電力切り替え /
11位 ドコモでんき「ベーシック」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
13,955円 | +153円 |
ドコモでんきの「ベーシック」は中部電力と全く同じ料金表なので、カテエネ会員の153円の値引き分だけ差がついています。
ただし、ドコモ回線の契約やdカードがあるとここからポイント還元が0.5%〜2%あるので、場合によってはお得になります。
また、ドコモでんきには他にも「グリーン」プランがありますが、「ベーシック」よりも高かったです。
ドコモでんき【ベーシック】の
料金表と計算式はこちら
料金単価 | |
基本料金(40A) | 1,284.56円 |
0-120kWh(第1段階) | 21.20円 |
120-300kWh(第2段階) | 25.67円 |
300kWh-(第3段階) | 28.62円 |
+燃料費調整額 | |
1kWhあたり | 2.63円 |
1284.56円+(21.20円×120kWh)+(25.67円×180kWh)+(28.62円×100kWh)+(2.63円×400kwh)+1,592円=13,955円
ドコモでんきは、ハピタスを経由するとなんと10,000円分のポイントがもらえます!(2025年7月28日現在)
\ もっとお得に電力切り替え /
12位 HTBエナジー「ベーシックプラン」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
14,871円 | +1,069円 |
HTBエナジーは元々H.I.Sグループの新電力でしたが、2022年にHBDという光通信系の会社に譲渡されたようです。
HTBエナジーは、基本料金も電気使用量単価も一定でわかりやすいのですが、別で容量拠出金反映額単価というものも設けているため料金が高くなっています。
HTBエナジー【ベーシックプラン】の
料金表と計算式はこちら
従量電灯A | 料金単価 |
基本料金(40A) | 550円 |
0-120kWh(第1段階) | 28.3円 |
120-300kWh(第2段階) | 28.3円 |
300kWh-(第3段階) | 28.3円 |
+燃料費調整額 | |
1kWhあたり | 2.96円 |
+容量拠出金反映額単価 | |
10Aあたり | 56.32円 |
550円+(28.3円×400kWh)+(2.96円×400kWh)+(56.32円×4)+1,592円=14,781円
HTBエナジーは、モッピーを経由して契約すると5,000円分のポイントがもらえます!(2025年7月28日現在)
\ もっとお得に電力切り替え /
13位 楽天でんき「プランS」
400kWhあたりの 電気代 | 中部電力との差 |
実質16,628円 | +2,826円 |
楽天でんきは、基本料もなく料金プランはとてもシンプルでわかりやすいのですが、ポイント還元を加味しても一番高かったです。
ポイント還元は200円につき1ポイント。
楽天でんき【プランS】の
料金表と計算式はこちら
従量電灯A | 料金単価 |
1kWhあたり | 37.78円 |
+市場価格調整額 | |
1kWhあたり | 0円 |
(37.78円×400kWh)×0.995+(0円×400kWh)+1,592円=実質16,628円
楽天でんきは、ハピタスを経由するとなんと11,000円分のポイントがもらえます!(2025年7月28日現在)
\ もっとお得に電力切り替え /
まとめ
今回はランキング形式で書いているので、結果はもうこの順位の通りなんですが、
1位のシン・エナジーは断トツに安いので、どんな電気使用量のご家庭にもおすすめです。
ただ、あまり知名度のない会社ではあるかなと思うので、その辺りが心配な方は1つずつ順番を落として自分がよく利用するサービスなども考えながら決めてもらえればと思います。
中部電力ミライズが9位なので、とりあえずそれ以上の会社を選んでおけば今より電気代は安くなる計算です。
また、これは裏技的な感じなのですが、このような電力切り替えはポイントサイトを経由するとかなり高額なポイント還元があるところがあるので、とりあえずはポイント還元の高さで選んでしまうのもアリです。
この記事では初心者さんにもわかりやすくて安心感のある「ハピタス」と「モッピー」というポイントサイトでもらえるポイント還元数が多い方も一緒に紹介しているので、必ずポイントサイト内で現在の還元数を確認してから契約してください。(高額ポイントは期間限定なことも多いのでよくポイント数が変動します)
\ もっとお得に電力切り替え /
\ もっとお得に電力切り替え /
というわけで、
今回は中部電力エリアの電気料金はどこが一番安いのかについて調べてみました!
いや~今回も計算するのがめちゃくちゃ大変でした。
1社ずつ料金プランを確認し、すべて表計算ソフトで集計。
実際の計算画面はこんな感じ↓


※文字は小さすぎて見えないと思いますが、だいたいのイメージは伝わるかなと…1つ1つのマスにかなり複雑な数式が入ってます笑
ではまた~ノシ


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