『先に生まれただけの僕』の名言セリフまとめ

どうも、キャナナです。
つい先日、最終回を迎えた『先に生まれただけの僕』ですが、これから社会に出ていく学生や、仕事にやりがいを感じていない社会人などにぜひ見て欲しい、とても素晴らしいドラマでした。
わたしも学生の頃にこのドラマに出会っていたら、人生は大きく変わっていたかもしれない・・
今回は、そんなドラマ『先に生まれただけの僕』の数々の名言やあらすじを紹介しながら、わたしが感じたことなども一緒にお話ししていきたいと思います。
『先に生まれただけの僕』の簡単なあらすじ
主役は嵐の櫻井翔さん演じる「鳴海涼介」。大手商社のエリート営業マンでしたが、社内の派閥争いの影響で、いきなり私立高校の校長に出向させられることに。
出世コースから外れてしまい、今までと全く違う環境での勤務に、はじめは戸惑いと不安を抱えていた「鳴海」でしたが、次第にやりがいを感じるようになり、最終的には本社に戻ることを拒否し、校長として残ることを選びます。
学校という職場は、会社とは違って特殊な環境であるため、どうしても経済的な感覚や社会のルールなどに疎くなりがちです。そんな教師たちに対して、商社のエリート目線で痛快に切り込みをいれつつ、教師という職業の尊さや素晴らしさも感じることができるのが、この作品。
生徒の立場、教師の立場、企業の立場、それぞれの心境をリアルに表現しながらも、どうすれば上手くいくのか、どうするのが生徒たちの将来にとって良いのか、人はどのように人生を歩んでいくべきなのか、その葛藤と答えが真剣に描かれています。
『先に生まれただけの僕』名言集
「みんなちゃんとわかって申請しているんですか?奨学金が、大学卒業したらすぐに返済が始まる『借金』だって」第1話
お父さんが倒れて経済的に大学進学が難しくなった生徒に対して、先生の一人が「奨学金をもらって大学へ進学すればいいよ」とアドバイスしたときに、きちんと『借金』であることを伝えなかったことに疑問をもった鳴海が、先生たちに問いかけた言葉。
奨学金というとなんだか聞こえがいいですが、ほんとこれ『借金』ですもんね。しかもかなりの高額。それを大した説明もなしに10代の子に背負わせるのはたしかに問題大アリ。
生徒も借金であるということは一応わかっていると思いますが、具体的に毎月いくら、何年くらい返済していかなくてはならないのか、本当に初任給から毎月払っていけるのか。そういったリアルな現実まで想定するのはほぼ不可能なので、そこは大人がしっかりと教えておく必要があると思います。実際、奨学金の返済が重荷になって、生活が苦しくなっている人もたくさんいるはずですからね。
この問題について、奨学金を返済していくことがどのくらい大変なことなのか。また、たとえがんばって大学を卒業しても、世界情勢によってはこの先どうなるかもわからない。ということもきちんと伝えた上で、それでも大学に行きたいのか、その覚悟があるかを生徒に考えさせた鳴海校長は素晴らしかったです。
「勉強を教えるだけが教師の仕事ではないと思うんです」第1話
勉強を教えるだけでいいのは「塾講師」。学校という場では、生徒たちが将来社会に出る時に必要な、社会の仕組みとかルールとかそういったものを「教師」が教えてあげないといけないんじゃないかと言う鳴海校長。ほんとにそう思います。
何のために学校が存在しているのか。塾と学校は何が違うのか。そういう学校のあるべき姿をここで提示しているように思います。
また、会議にも平気で遅れてきて、赤字運営でも何の危機感もない先生たちに対し「ゆるすぎる」と喝を入れます。私立である以上、それはビジネスであり、教師と言えども一般企業の会社員となんら変わりはないということ、私立教師の仕事は、商品でありクライアントでもある生徒たちを良い人間に育てて世に送り出すことであると訴えました。
そして、今やるべきはまず学校存続のための経営改善であり、学校そのものを、生徒を変えていかなければならないし、そのためにはまず先生が変わらなければならない。一番の問題は先生たちであると。
このあと、勉強を教える以外は生徒に興味がないと言い切った先生には、予備校への転職を勧め、退職させています。
『うちらがいじめてるって言うんですか?』「そうだよ。そういう認識はないの?」第2話
仲の良かった生徒間の微妙な関係の変化に対し、他の先生がやんわりとそのことを指摘するのを横目に、ズバッと本質に切り込んだ鳴海校長。
社会に出てからでもいじめは存在するということと、どっちが上とか下とかでいじめることはとてもくだらないということを、子供だからと手加減せずに大人の目線から話していました。
いじめについては、どこまで大人が介入すればいいのか、また最悪の事態も考えると下手に関わって状況を悪化させてもいけないため、本当に対応が難しい問題だと思います。ドラマではこのあと無事にいじめ問題は解決していますが、実際はこんなに簡単にはいかないかもしれませんね。
ただ、今の学校での環境がこの世のすべてのように感じている子供も多いと思うので、世の中からみれば小さな小さなコミュニティである学校の中での上下価値観なんて、ほんとにちっぽけであるということ。また、そこでたとえトラブルが起きたとしても、人生終わりかのように絶望する必要はなく、他にいくらでも逃げ道はあるのだということが伝わるといいなぁと思いました。
「関数とか微分積分とか、こんなの勉強して何の意味があるんですか?」第3話
これは生徒が鳴海校長に疑問を投げかけた時の言葉なんですが、これ、学生のとき誰もが思うことではないでしょうか。わたしもこんなの意味あるの?と思いながら勉強していた記憶があります。
やっぱり人間自分のやっていることに意味が見いだせなければやる気もでないし、頭にも残りませんよね。だって意味ないと思ってるんだから。わたしも微分積分とか何一つ覚えてないですよ。でもそれだと本当に意味がなくなってしまいますよね。
そこで鳴海校長はその「意味」を与えてくれます。
数学って、答えにたどり着く道筋を探す作業だと思うんです、どこに落とし穴があるか、どこにヒントがあるか。要損をしない投資話。でも、その人が数学に強かったら、自分が投資したお金が利益を生む仕組みを想像することができるし、逆に悪質な儲け話の矛盾に気づくするに、正しい判断をする力を養う勉強だと思うんです。例えば大人になると、怪しい誘いをうけることがあります。この不動産買わないか?とか。絶対にことができる。全部の投資の話が嘘だって言うんじゃないよ?ただ、関数や微分積分を勉強することによって、ものの考え方や論理の進め方を学び、それによって正しい判断をする力を身につけることができる。それが世の中を生きていくスキルになっていく。
なるほどなーと思いました。たしかに生きていくにはお金が必要で、そのお金を増やすため減らさないためには数字の計算が欠かせません。
住宅ローンの金利計算や、生命保険が実質いくら払っていくらの補償が受けられるのかなど、わたしのようなただの専業主婦でも数学が必要になる時がありました。最近は投資もはじめたので、毎日自然と電卓をはじいてます。
この数学を勉強する「意味」については、絶対これという答えはないと思いますが、生徒が「なるほどなー」と納得できるレベルの答えを用意してくれたということに大きな「意味」があると思うし、それによって生徒たちにもがんばる「意味」ができます。
勉強を教える前に、そもそもなぜ勉強をする必要があるのかを説明しなくてはいけないですよね。わたしも学生の時に勉強をする意味を理解できていれば、もっと身になる勉強ができたかもしれないなぁと思いました。大人になってようやく勉強の楽しさがわかったので、今は勉強大好きなんですけど。
また、英語についても理由を教えてくれる場面があります。
「そのうち自動翻訳機が発達して、しゃべっていることを全部英語に訳してくれるようになるのに、英語を勉強する意味ありますか?」という生徒からの質問に対して・・
僕の考えを言います。これから日本はますます少子高齢化が進み、今より40%以上人口が減少するという予測が出ています。労働人口不足の時代が来るんです。それと同時に消費人口も減るので日本の市場は小さくなります。すると企業は経済活動を維持するために、海外に出て事業展開をしたり、日本に来る外国人労働者の確保に力をいれることになるでしょう。いずれにせよ君たちは、外国の人々と深く関わりながら生きていかざるを得ないんです。さらにこれからの時代、必要な情報を世界中からより早く手に入れることが重要になってきます。でも、インターネットで使用されている情報の半分は「英語」です。つまり英語を身につけるということは、幸せな将来を手に入れる近道になる。これが、君たちが英語を学ぶ理由です。
この言葉は校長ではなく優秀な英語の先生が生徒に伝えたものです。
わたしは英語が嫌いで、ほぼ読めないし話せません。そして、この生徒の質問と全く同じことを思ってました。いずれ翻訳機が発達してくるだろうし、別に英語がしゃべれなくても困らないだろうと。
だけどこうしてブログをはじめたことで、最先端の情報を掴むためには英語が欠かせないということがわかり、わたしもようやく英語の重要性を認識したところでした。便利なパソコンツールの説明も全部英語だし、学会の発表とか論文とか、そういうのも全部英語なんですよね。
すごい人たちはそういうのをいち早く読んで理解して、その先のことを考えてる中、英語のわからないわたしのような人間は常に情報が後ろ手になって大きく遅れを取ってしまう。これだけ情報化社会であっという間に情報が回る中で、英語がわからないというのはとても「不利」だと感じました。
まぁ、今の学生たちが大人になるころにはさらに便利な世の中になっていると思うので、翻訳機の精度もあがってほんとに日本語だけでもよくなるかもしれませんが。。今のところは英語がわかるほうが有利ですね。
ほんと、学生の時にこの言葉が聞けていたら・・。まぁ今からでも勉強しろよって感じですが。(なんか英語嫌い)
「いま君たちは僕に腹立ててるかもしれないけど、社会での理不尽なんてこんなもんじゃないよ」第4話
学校を改革していくにあたって、卒業の近い3年生を計画から外したところ、それに対して「見捨てるのか」と生徒たちが抗議したため、急遽3年生だけを集めて謝罪をした上で校長が話した言葉。
社会では人は公平に扱われません。必ずどこかで線引きされ評価され、誰かが選ばれ誰かが落とされ、そうやってそれぞれの居場所が決まっていくんです。社会に出たら理不尽なことがたくさん転がっています。今君たちは僕に腹立ててるかもしれないけど、社会での理不尽なんてこんなもんじゃないよ。それは覚悟しておくべきです。もちろん入った会社がブラックだったら、そんなのはすぐに辞めてもいい。次の仕事を見つけるのは大変かもしれなけど、でも心を病んだり命を落としてしまう職場だと思ったなら、さっさと逃げていいんだよ。でもさっきも言ったように、理不尽なことは当たり前に起きます。理不尽な人はたくさんいます。ちょっと嫌なことがあったからって、それだけで心が折れてしまってはこの先生きて行けません。そんな時にまさに線引きです。どういう時にがんばるのか、どういう時に逃げるのか、よく考えて線引きしてください。
個人的にはこの話が一番好きでした。
わたし自身が、社会に出たときにその理不尽さに深く傷つき困惑したからです。自分のストレスを発散させるためだけに部下のあら探しをしてネチネチと説教する人、自分の仕事を全部後輩に振ってネットサーフィンをして遊んでいる人、自分が忙しくなると機嫌が悪くなってピリピリした空気をまき散らす人、ほんとにいろんな人がいます。
学校なら、別にどんな人がいようが仲良くしなければいいだけだし、上下関係もないから従う必要もないんだけれど、それが職場の上司とあらば関わるしかありません。転勤などがあればまだ一時的ですが、小さな会社ならそれがずーっと続くわけです。
理不尽なことは世の中から無くならないかもしれないけれど、「理不尽なことは当たり前のように起こる」ということを覚悟しているだけでも全然違うと思うし、がんばるのか逃げるのかの「決定権は自分にある」と知っているだけでも心強いと思います。
わたしは「逃げる」という選択肢があることに気づかなくて、身体を壊すまで働いてしまいましたから。
いくら自分がしっかり勉強していい会社に入ったとしても上司は選べません。そんなときにどうするのか。自分で自分の人生を切り拓いていく力が必要ですね。
校長はこの他にも、専門学校へ行く生徒、大学に進学する生徒たちに向けてもそれぞれ素晴らしいアドバイスをしています。全部書くと長くなりすぎるので、これは実際のドラマを見てみてください。
\ 「先に生まれただけの僕」が見れるのはこれだけ /

「堅実な生き方なんてないんですよ」第7話
ある女子生徒が、高校を卒業したら大学には進学せずに12歳年上の人と結婚したいと言い出しました。反対する親や先生に対して、「将来の夢はいいお嫁さんになることで、たまたま今そういう人に出会ってしまった。年の差婚なんていくらでもあるし、法律でも16歳以上で結婚できるとされている。何がいけないのか?」という主張でした。
先生たちの意見としては、経済的にも相手にすべてをゆだねるのは危険であるということ、優秀な生徒であるから余計に大学へ行かないのはもったいない、もう少し自分を成長させてから結婚しても遅くはないのではないか?ということだったのですが、個人的にはこの生徒の言っていることのほうが正論のように感じました。(本人が今結婚して後悔しないのであればですが)
わたしは大学を卒業しましたが、正直ほとんど何の役にも立っていませんし、結婚して専業主婦にもなりましたが、今からでも別になんでも勉強できます。たしかに女性も経済的に自立しているほうがいいとは思いますし、相手にすべてゆだねるのも危険であるということには同意です。しかし、それは別に大学に行かなくても達成できることのようにも思いました。(大卒しか採用していない会社もあることは事実ですが)
なので、この点に関しては先生の意見が100%正しいとは言い切れないし、女子生徒の気持ちもわからないでもないので、なんとも言えないのですが、校長が結婚相手に話した「堅実な生き方」の話については同意です。
生徒の結婚相手の主張としては、「親に心配されるような交際の仕方はしていないし、上場企業に勤めているので養う経済力もある。自分は『堅実に』生きてきたつもりだし、彼女が結婚したいというのなら断る理由はない」と。
今の時代、大手に勤めているから安心というようなことはありません。めまぐるしく経済が回っていく中で、新たな技術もどんどん生まれ、いつ今の仕事がロボットに取って変わられるかもわかりません。それなのに、いつまでも大手に勤めているから自分は大丈夫という考えだけではたしかに危険だと思います。時代の流れにうまく対応していけるよう、慢心せずに注意深く世の中を見ていくことが必要ですよね。
ちょっと自慢気に「自分は堅実だから大丈夫だ」と言い放った結婚相手に対して、「それでは甘いんじゃない?」とトゲを刺した校長はかっこよかったです。
「夢を叶えるために努力することは、全然悪いことじゃないよ」第8話
ある男子生徒が、「プロ棋士になりたい」と勉強をしないようになりました。将棋の世界では21歳までに奨励会というところで初段を取れなければプロになれないそうで、そのためには「今学校の勉強なんかしている暇はない」とのことでした。この生徒のような場合でプロ棋士になれる確率はたった0.1%だそうです。
親はそんなギャンブルみたいな人生はダメだと猛反対。普通に大学へ進学する道を選ぶように説得しますが、生徒は納得しません。
君の気持ちはよくわかった。でも君は一人で生きてきたわけじゃない。ご両親に育ててきてもらったんだ。そうだよね?だから君は、両親を納得させる義務がある。お父さんがおっしゃるように、学校の勉強を捨てて将棋のプロを目指すんだったらそれはギャンブルだと思う。だからもしそれがダメだった時のことをよく考えて、ご両親説得しなきゃ。夢を必ず叶えられる、そんなことあり得ないと思う。もしそういうことを言う奴がいたら、それは無責任だと思う。でも、夢を叶えるために努力することは全然悪いことじゃないよ。だってそれをやらない人間は、夢を叶えることなんてできないんだから。
鳴海校長はこう話した上で、生徒に約束をさせます。
「21歳までに初段になれなかったら、キッパリ将棋を諦めること。そしてそのあとはお父さんの言う通り、大学に進学すること。」
夢を追うことは素晴らしいことであり、ぜひとも応援したい。だけど、それだけを考えていてもいけない。もし叶わなかった場合はどうするのかまできちんと考えて、両親も納得させる必要がある。その通りだと思います。
親から反対されることって結構多いと思うんです。その時はなぜ反対されるのかわからなくて、ただただ悔しい気持ちになるんですけど、もっと大きな視野で考えてみると、親の言うことにも一理あったりする。
今回は21歳という区切りがあるのでまだ諦めもつきやすいですが、ミュージシャンとか漫画家とか、いつ芽が出るかわからない職業だとなかなか見極めも難しいですよね。その場合はやはり家族と話し合い、夢を実現するための行動を取りながらも、最悪の状況を回避するための現実的な行動もしておくことが必要なのだと思います。
これからの時代は、普通に就職するよりも自分にしかできないスキルを持っているほうが生きやすい世の中になってきている気がします。それだけ打ち込める好きなことがあるのなら、ぜひ伸ばしたほうがいいですよね。
親の役割は子供の芽をつぶさないこと、子供がやると決めたなら全力で応援してあげることではないかなと思います。
ここで親子両者の意見をうまく取り入れ、ベストな解決策を提示した校長はお見事の一言でした。
「今回の遠征で、バスケ部は60万円の借金を負うことになりました」第9話
プロのバスケットボールコーチを雇ったのですが、強くするための遠征費用として60万円が必要になりました。強いクラブがあることは学校にとってもいいことだし、生徒たちもやる気になっているので、なんとかその費用を捻出して行かせてあげたいと考える校長。
しかし、この60万円を用意することがどれだけ大変かということも生徒たちに感じて欲しい。せっかくなら死に金にせず生きたお金にしたいと思った校長は、生徒にこんなことを言いました。
今回の遠征でバスケ部は60万の借金を負うことになりました。これはみんなに返してもらいます。返済の仕方は、今回の遠征も含めて練習試合、大会での試合、1試合勝つごとに1万円返したこととします。だから60勝すれば借金はなくなります。つまりこれからの試合は、勝っても負けてもいい試合なんてものはありません。君たちは全力で戦わなければならない。
実際、生徒たちにお金を工面してもらうわけではありませんが、60万円を出しただけの価値は提供して欲しいということですね。勝たなければいけない理由ができたことで、生徒たちのやる気も高まります。60勝もすればインターハイに出場できるかもしれないし、そうすればバスケ部目当ての入学者も増えるかもしれない。
まさにお互いWin-Winの関係ですね。
ビジネスの世界でもこういう考え方はとても大事だと思いますし、そうでなければ経済は回りません。いかにこちらが価値を提供して、相手にも価値を提供してもらうか。どうすればお互いにメリットのあるものになるのか。
与えてもらうばかりではまだまだ子供。与えてもらった分の価値を返せるのが大人なのかもしれません。
「人は何歳になっても成長できる」第10話
最終回の一番最後に、校長が先生たちに伝えた言葉です。
成長できるのはなにも子供だけではない。大人も成長して、その背中を子供に見せてあげて欲しい。
これはわたしの目指している姿でもあります。人はいつでも変われる、いくらでも成長することができると思っているので、10年後、20年後の自分がいったいどれだけ成長しているかを考えるととても楽しみだし、常に前を向いてより良い自分を目指したいと思っています。
自分の親を見ていても、新しいことにチャレンジせず、いつもと変わらない毎日をずっと続けているので、残念に思うことが多いです。歳をとったからといって成長を止めてしまっては、ほんとにもったいない。世の中はどんどん便利に変わっているのに。
そのためには常に勉強をしなければいけないし、常にチャレンジをしていかなければならない。だけどそれは全然つらいことなんかじゃなく、むしろとても楽しいことであると思うので、わたしもいくつになっても成長の歩みを止めないようにしたいなと思いました。
隣の人と自分を比べる必要なんてない。目指すは自己ベスト。自分史上最高の自分になることを目指して。
今高校1年の君たちと、10年後の君たちとは別人ではありません。今日の自分が明日の自分になり、明日の自分があさっての自分になり、そして10年後の自分になっていきます。もし10年後自分がこうなっていたいと思う何かがあるなら、今日のうちにやっておかなければならないことが1つや2つはあるはずです。
君たちができることは「あがくこと」だけです。不思議なもので、あがいて進んでいくと、見えてくる景色があります。やってみないとわからないことが山ほどある。いや、やってみないとわからないことしかないと言い切ってもいいかもしれません。だからなんでもやってみよう。冒険してみよう。
最後は校長からのお話のシーンが続きましたが、どれもほんとに素晴らしい名言ばかりでした。
「なんでもやってみること」本当にこれが大事だとわたしも思います。不安や恐怖から現状維持を選ぶ人が多いので、ただやってみるだけでも大きく一歩先に進むことができます。たとえ失敗したとしても、こうすれば失敗するという学びが得られただけのこと。これからはチャレンジできる人がどんどん得をする時代になっていくと思います。
鳴海校長は、不条理な現実を突きつけながらも、今やるべきこととその意味をしっかりと伝え、自分の力でこの時代を生き抜いていく方法をやさしく教えてくれました。
学生の想像力だけでは想定できることもとても少ないです。だからこそ、経験豊富な大人が、こうしてしっかりと子供に現実を教えてあげることが必要だと思います。
実際なかなか学校や周りの大人で、こんなことを話してくれる人はいないと思うので、こうしてテレビを通して伝えてくれたことがほんとに嬉しいし、心に刺さった学生もきっと多かったはず。
ドラマってほんとに素晴らしいですね。
これを見た学生たちが、たくましく社会に出てくれればいいなぁと思いました。
あと、何話目かで気づいたタイトルの意味。
最終回でこの話が出てきたんですが、正解してて嬉しかったです笑
まだこのドラマを見ていない人は一度見てみてください!きっと心に響く何かがあるはず!
ただもう動画見放題サービスでの配信は全て終了してしまったので、今だと「TSUTAYAディスカス」でDVDを宅配レンタルするしかないようです。
TSUTAYAディスカスについてはこちらの記事で詳しく書いてるのでご覧ください。
⇒TSUTAYAディスカスとは?無料お試し期間を無駄なく堪能する方法まとめ
\ 初回30日間無料 /
ということで今日はこのへんで!
またーノシ
コメント