【ドコモ】はじめてスマホ割・シニア特割って本当にお得なの?店舗で聞いてきた

どうも、キャナナです。
ついにわたしの母もスマホに変える気になったようです。
母は現在、ドコモでガラケーを契約しているんですが、先日「シニアはじめてスマホ割」についてのパンフレットが届いたらしく、それが気になっていました。
60歳以上のシニアで、スマホを持つのがはじめての人が対象のこのキャンペーン。来月ちょうど60歳になる母にはまさにピッタリなのですが、「実際これって安いの?どうなの?」というところがパンフレットではイマイチわからなかったので、母と一緒にドコモショップへ詳しく聞きに行きました。
今回はこの「シニアはじめてスマホ割」についてお話しします。
追記:「シニアはじめてスマホ割」は2018年2月28日をもって、新規受付を終了したようです。
最安のプランだといくら?
まず実際の内訳がどうなるのかを見てからのほうがわかりやすいと思います。
母は、ほとんど電話もパケットも使いません。なので一番安く済むプランで計算してもらいました。
<ポイント>
通話プランは国内無制限でかけ放題(カケホーダイプラン)か、1回5分までかけ放題(カケホーダイライトプラン)かのどちらかになります。
データ通信量は、家族で他にスマホを使う人がいるのならシェアパック(5GB、10GB、15GB、50GB、100GB)の中から、家族で自分だけがスマホを使うのであればデータパック(2GB、5GB、20GB、30GB)の中から選びます。
また、ドコモの利用歴に応じて4段階(4年、8年、10年、15年)の割引もあります。母は利用歴15年以上でした。
詳しくはこちらの公式サイトをご覧ください
⇒ドコモ料金プラン
そうすると
カケホライト 1,700円
はじめてスマホ割 -850円
シニア特割 -670円
spモード付帯 300円
データS(2GB) 2,900円
ーーーーーーーーーーーーー
月額 3,380円
となり、これが最安値になります。(2年間のみ)
はじめてスマホ割・シニア特割とは?
ではこのはじめてスマホ割とシニア特割って何なんでしょうか?
はじめてスマホ割は、母のようにガラケーを使っていた人が今回はじめてスマホに機種変更することで受けられる2年間の割引サービスです。(他社からの乗り換えでもいいそうです)
無制限でかけ放題のカケホーダイプランからは月額-1,520円割引。
5分以内かけ放題のカケホーダイライトプランからは月額-850円割引になります。
60歳以上の方であれば、さらにシニア特割としてカケホーダイライトプランから-670円割引し、ライトプランの方でも実質-1,520円割引にしますよーということなのだそうです。
なので、カケホーダイプランであれば60歳以上でも未満でも同じ料金になりますね。
まとめるとこんな感じ。
カケホ 無制限かけ放題 | カケホライト 5分以内かけ放題 | |
はじめてスマホ割 | -1,520円 | -850円 |
シニア特割(60歳以上) | ✕ | -670円 |
割引合計 | -1,520円 | -1,520円 |
割引期間は2年間なので、先ほどの最安プランでも2年後からは月額4,900円に値上がりするので注意。
一番安い端末は?
さらにこれとは別に端末も必要なので、現在最安値のものを聞いてみたところ
「MONO MO-01J」が6,048円で一番安いとのことでした。
格安スマホでも6,000円台は聞いたことがなかったのでこれにはちょっと驚きました。かなり安いです。
MONOってあまり聞きなれないブランドですが、ZTE Corporation という会社が製造していて、見た目はシンプルでとてもおしゃれだと思います。
大きさは13.6cm×6.9cmで大きくはなく普通。防水でBluetoothには対応していますが、おサイフケータイや赤外線通信、ワンセグは非対応なので注意。
RAMが2GBあるので動作はサクサク動くと思いますが、ROMは16GBしかないため、アプリはあまりたくさんインストールできないかも。
端末代は分割にしても初月に5,400円払わないといけないそうなので、残りの数百円を24回払いにしても仕方がないので一括購入がいいと思います。
端末補償も本体がこれだけ安いならもはや必要ないでしょう。
結論
あなたは月額3,380円(2年後からは4,900円)って高いと思いますか?安いと思いますか?
たしかにドコモで普通にスマホを持つことを考えれば安いと思います。7,000円〜1万円くらい払ってる人が多いですから。
ただ、これはドコモでスマホを持つ場合の話であって、格安SIMと比べるとまだまだ高いです。
しかし、月額は高いものの、MONO端末が破格の安さなので、端末代も含めると格安スマホとほぼ同じくらいの金額になることがわかりました。(下記参照)
格安スマホの端末代はだいたい3万円程度が主流なので、月額は格安SIMの方が安かったとしてもMONOの安さでかなり挽回できます。
格安スマホとの比較
試しにわたしがシニア世代のはじめてのスマホとしておすすめする格安スマホであるTSUTAYAの「TONE」で同じようなプランで試算してみた結果を紹介します。
⇒「TONE」公式サイト
<TONEの利用料内訳>
ネット使い放題 1,000円
090番号使用料 953円
10分かけ放題 500円
ーーーーーーーーーーーー
月額合計 2,453円
端末代
「TONE m15」29,800円
※ドコモと同条件以上にするためにオプションをつけて試算していますが、電話番号が変わってもいい人なら953円は不要、電話もほぼ使わない人なら500円も不要なので、基本月額の1,000円(ネット使い放題+050からはじまる電話番号が使える)だけでも利用できます。
<2年間使った場合の比較>
ドコモの場合
端末6,048円+月額3,380円×24か月
=87,168円
TONEの場合
端末29,800円+月額2,453円×24か月
=88,672円
ドコモでシニアはじめてスマホ割を利用したほうがちょっとだけ安いですね。
ただし2年後からはドコモは1,520円値上がりするので一瞬で逆転しますが。。
また、ドコモはネット通信量2GBだけどTONEは使い放題、ドコモは5分かけ放題だけどTONEは10分かけ放題という差もあります。
ですが、その辺が気にならないのであればとりあえず2年間だけドコモではじめてスマホ割を利用し、その後格安SIMに乗り換えるかどうか考えるというのもありですね。
結論としては
ドコモ利用歴が15年以上でカケホーダイライトでデータ通信量は2GBで足りて最安値の端末MONOで2年間だけドコモで契約するのであれば、シニアはじめてスマホ割もなかなかおすすめかも。という感じですかね。
条件だらけですが。。
つまりそこまで最安値にしてやっと格安スマホと戦えるレベルということです。ほんと今は格安スマホが安いですから。
ただ、まだ格安スマホを使いこなしている人は一部で、格安スマホ会社もたくさんあるので、どのプランがいいのか考えるのが難しいのは確かです。
なので、はじめてのスマホはとりあえず使いなれているドコモで契約しておくというのもいいと思います。
TONEについては別の記事で詳しく書いていますので、気になる方はこちらをご覧ください。公式サイトにもわかりやすい動画がたくさんあります。
スマホ初心者に対するサポートがかなり手厚いので、TONEはほんとおすすめですよー!
ということで、今回はドコモのシニアはじめてスマホ割ってほんとにお得なの?ということについてお話ししました。
最安値プランであれば悪くないと思います。
この割引キャンペーンもいつまで続くかわからないので、ドコモでスマホを契約したい方は、できるだけ早めに店舗に相談に行った方がいいと思います。
では今日はこのへんで。
またーノシ
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