私が『うつ』を克服するためにやったことまとめ(ココロ編)

この記事は
無事に『うつ』から脱出したわたしが、これまでに考えてきたことを紹介する記事です。

どうも、キャナナです。

わたしは社会人として働き始めてから3年経たずして『うつ』になって働けなくなり、社会から脱落しました。

あれから7年。。

ようやく体調も落ち着いて良くなってきて、毎日を楽しく過ごせるようになったので、ひとつの例として、わたしがこれまでどのようなことを考え、どんなことをしてきたのかについて、まとめてみようかなと思います。

今もなお『うつ』で苦しんでいるあなたにとって、何かしらの参考になればうれしいです。

わたしの症状について

一言で『うつ』といってもその症状は人によってさまざまだと思うので、まずはわたしの症状がどのようなものだったのかを簡単に説明しておきます。

結局『うつ』だったのか『自律神経失調症』だったのか『慢性疲労症候群』だったのか、病名はよくわかりません。

わたしの場合「とにかくしんどい」の一言でした。

熱っぽい、全身倦怠感、後鼻漏、胃部不快感、胃痛、息切れ、動悸、頭痛、足の脱力感、首こり、肩こり、目がギンギンする、ノドの異物感、息苦しさ、物忘れなどなど、今思い出せる症状はこんなところですが、これらの症状がランダムにやってきてました。

もうベッドで横になってるだけでもつらくて、毎日この体調不良のオンパレードに耐えるだけの日々。仕事を辞めてから1年半くらいはほぼ寝たきりのような生活をしていました。

わたしが『うつ』を克服するためにやったこと

1.なぜこんなことになったのか考えた

それまでは順風満帆でした。勉強もそこそこがんばって、友達もたくさんいて、何もつまずくところなくストレートで就職しました。

「でも私は社会から脱落してしまった」

これはいったいどういうことなのか?何が周りの人と違っていたのか?普通に学生生活を送って普通に就職したつもりだったのに。わたしの何が悪かったのか?

職場のせい?

まずはこれを考えました。選んだ職場の運が悪かったせいで、わたしはこんなことになってしまったのか?と。

たしかに辞めていく人は多かったし、職場の空気も悪かったし、気を使いまくらなきゃならなかったし、勤務時間も長かったし、福利厚生も全然だった。

でもそれだと職場の人全員がうつになってないとおかしいですよね。

わたしだけがここまで潰れてしまったということは、これはわたし自身に問題があると考えました。

性格のせい?

ということは、わたしの性格に問題があったということなのかな?と。

わたしは完璧主義で、人に頼るのが苦手で、効率が悪いのが嫌いで、まじめで、責任感があって、後輩の面倒見は良いけれど上司にはたてつくような性格でした。

なるほど。典型的なうつになりやすい性格な気がしました。

じゃあそもそもこの性格はどうやって形成されたのか?ということについて考えました。

親のせい?

人の性格というのは親からの影響がとても大きく、家庭環境に応じるように性格が形成されるのだということを知りました。

たとえば、暗い家庭だから自分がおちゃらけて明るくしようとお調子者の性格になったり、コロコロ機嫌の変わる親の顔色をいつもうかがって育ったため人の顔色ばかりを気にする性格になったり。

そう考えると、わたしがこんな性格になったのも、親のせいなのか?と思いました。

うちの父親はアルコール中毒で、自己愛が強く、モラハラ的。母親は依存的で、過保護気味で、父の愚痴をよく言いました。

なるほど。わたしは「アダルトチルドレン」なのだということを知りました。(わからない人はググってみてね)

これまで親のことを深く考えたことがありませんでしたが、そこで親への不満が爆発しました。思い返せば思い返すほどいい思い出がなく、これまで自分が無意識にとても傷ついていたことがわかりました。

この「親のせいだ」という思いは結構長い間続きました。それだけ傷が深かったのだと思います。

何度も何度も泣いて、恨んで、憎んで、これまでの痛みを吐き出していきました。(直接親に話したわけではなく心の中で)

そしてようやく次のステップへ。

この家庭環境が性格に大きな影響を与えることは確かなのですが、ここで重要なのは、その環境に対してどう対応していこうかを決めたのは自分であるということです。

同じ親に育てられても兄弟で性格って全然ちがいますよね。これは子供がそれぞれ自分で判断してどういう考え方をしてどういう行動をしようか決めているからです。

明るくしたほうがいいと思ったのなら明るい性格になるし、勉強したほうがいいと思ったのなら勉強のできる性格になるし、やさしくしたほうがいいと思ったのならやさしい性格になるでしょう。

つまり、わたしは自分でこうしたほうがいいと思ったからこの性格になったのだということです。

自分のせいだった

ここでようやくわたしは気づきました。
わたしのせいだったんだと。

これまで散々まわりのせいじゃないかとか考えてきましたが、「あぁ。これ全部自分で選んできたことの結果じゃん」って思いました。

そう、『うつ』になったのは自分のせいでした。

そこで自分を責めるかと思いきや、わたしは全く逆でした。

「なーんだ。全部わたしのせいなら、わたしだけの力で全部解決できるじゃん!」と思いました。

正直、親のせいでこうなったんだったらもうどうしようもないですよね。子供は親選べないし、今さら親変えられないし。それこそお先真っ暗ですよ。

でも、すべて自分のせいでこうなったのなら、自分さえ変われば未来は明るい。そう思いました。

 

ここからわたしの本当の再スタートがはじまります。

ほぼ生まれ変わりレベルですよね。

だって、今まで良かれと思ってやってきた価値観でうまくいかなかったんだから。もうすべての価値観をぶち壊すつもりで再選択をしていきました。

2.どう自分を変えていけばいいのか考えた

自分を変えると言っても、ずっとこの考え方でやってきたし、他にどんな考え方があるのかもわからないし、『うつ』にならない性格になるにはどうしたらいいのか?

わたしは自己啓発本を読み漁りました。

中でも気に入ったのは『嫌われる勇気』のアドラー心理学でした。あとは「引き寄せの法則」とか、「思考は現実になる」とか、『100%幸せな1%の人々』とか、「宇宙の法則」とか。

もう目からウロコな内容ばかりで、なるほどなるほど!とスポンジのように考え方を吸収していき、楽に生きられる考え方というものがあることを知りました

ここで思考の楽しさも知ったのかもしれません。

自分のこれまでの考え方と比べながら、こういう風に考えればいいのかとか、こう捉えていたから苦しかったのかとか、頭の中でいろいろとこねくり回して考えるのが楽しくって、今でもより良い自分になるために日々反省と試行錯誤を繰り返しています。

めっちゃいいおばあちゃんになるのが目標ですね☆

3.自分は何が好きなのかを考えた

心の健康には、自分の好きなことやりたいことする必要があると気づきました。

そういえば、働き出してからは、責任感や義務感だけで仕事をしていて、自分がなにをやりたいのか?なにが好きなのか?そんなことは考えもしませんでした。

ただ、やらなければならないから、やる。
それだけでした。

就職しなければいけないからする。毎日出勤しなければいけないからする。この仕事をやれと言われたからする。まるでロボットです。

そこに、働きたいから働く。この仕事がしたいからここに就職する。という気持ちは全くありませんでした。また、嫌だから仕事を辞めるという気持ちすらも。

わたしは謎の義務感だけで動く、感情のないロボットでした

自分の感情を取り戻さなければ!

そう思って、自分はなにが好きだったのかを必死に思い出しました。(長い間考えてなさ過ぎてかなり時間がかかりましたが)

そうしてやっと、テレビゲームが好きだったこと、国内ドラマが好きだったこと、ぬりえが好きだったこと、読書が好きだったこと、漫画が好きだったこと、犬が好きだったことなどを思い出しました。

そして、これらを片っ端からやりました。

するとだんだんとわくわくして楽しい気持ちが少しずつよみがえってきて、一日中ゲームに夢中になったり、ずっとぬりえをしていたり、本をたくさん買い込んだり、これまでなにに対しても無気力だったのが、あのゲームやってみたいな!とか思えるようになってきたんです。

これはほんとに大きな変化でした。

4.家を出る方法を考えた

働いているときは一人暮らしをしていたのですが、仕事を辞めてからは仕方なく実家に戻っていました。

瀕死の状態で帰ってきた娘の問題から逃げて向き合わない(飲み歩いて帰ってこない)、会えば暴言を吐く(わたしの心がぐちゃぐちゃになる)父親からはやく離れたかった。

だけどこんな体調では働けない。それでもちょっとでも症状がマシな日は求人サイトを見て、どこか働けそうなところはないかと探していました。

父親に食べさせてもらっている状況が何より悔しかった。

でも、また一人暮らしできるまでに収入を得るためには途方もない時間がかかると思った。体調も良くなるのかわからないし、一生このままだったらどうしよう。。ほんとに絶望的状況だった。

そこでわたしは家を出るためのもう1つの方法を思いついた。
結婚」だ。これならわたしは働けなくても生活できるかもしれないし、堂々と家も出られる。

ただ、その時わたしは彼氏がいなかったので、まずはそこから探す必要があった。それでも自分がまた正社員で働くよりは早いと思った。

わたしはさっそくmixiの婚活コミュニティに書き込みをしてみた。すると、山のようにメッセージが届いた。その中にいたのが今の旦那だ。

知らない人だから気軽に会話できる反面、ネットでの出会いは危険でもあるので、かなり用心しながらいろんな人とやりとりをした。

中でも旦那はどう考えても誠実そうで、真面目で、マメで、優しくて、わたしの状況にも理解があった。偶然にも家も近く隣駅。これなら今の体調でもなんとか会いに行けそうだと思った。

3か月ほどやりとりをした後、勇気を出して会ってみることにした。

お酒もそんなに飲まず、たばこも吸わず、真面目に働き、ギャンブルもしない。怒って怒鳴ることもないし、モノにも当たらない。連絡もマメで、わたしの体調を誰よりも心配し、理解してくれた。

この人となら、きっと幸せな家庭が築けると思いました。

早く家を出たいわたしの気持ちを優先し、できるだけ早く一緒住めるよう親へのあいさつとか転職などを済ませてくれて、なんとか付き合って1年で同棲することに。

旦那と暮らすようになってからは、実家にいたときとは比べものにならないくらい穏やかな生活がやってきました。まさにノンストレス。

親がケンカする声を聞くこともないし、自分の状況を責められることもないし、養ってもらうことに屈辱を感じることもないし、早く働いて家を出なければという焦りもない。ここは天国か?と思いました。

それからわたしはゆーっくり快方に向かいました。毎日ぐうたらゴロゴロ好きなことをさせてもらって、旦那にはほんとに感謝しかありません。

結婚して約5年。
今わたしはとても調子がいいです。

まとめ

『うつ』を克服するために大事なことは

  1. ツライ場所から逃げること
  2. ラクな考え方をすること
  3. ワクワクを取り戻すこと

かなと思います。

ツライ場所から逃げる

まずはツライ場所から全力で逃げる方法を考えましょう。わたしの場合は職場と実家でした。できれば自分のことを肯定してくれて受け止めてくれるような、安全な場所があると最高ですね。

ラクな考え方をする

なんでわたしがこんなことに・・と悲観しているままでは何も変わらないし、まわりのせいにし続けていても何も変わりません。

自分はこれまでよくやってきたし、こうなってしまったのは仕方なかったと受け止めて、じゃあこれからどうしようか。ということを考える。

自分を責めるのでも、人を責めるのでも憎むのでもなく、前を向いて一つ一つどうしていくか考える。

過程として怒りや悲しみを吐き出すのは大事なので、むしろやったほうがいいと思っているのですが、そこで止まってしまわず、今度は自分が幸せになるための行動をしましょう。

ワクワクを取り戻す

心の健康にはワクワクが必要。

同じことをするのでも、やりたくてやるのとやらされてやるのとでは全然違いますよね。

嫌だと思うことをずっと続けていたら、心がマヒしてしまって、なにも感じられなくなってしまいます。

常に自分はどうしたいのか?好きなのか嫌いなのか?やりたいのかやりたくないのか?問いかける練習からやってみましょう☆

自分の気持ちを大切に

 

ということで

かなり赤裸々ですが、主にココロの面についてわたしの過程をまとめてみました。

体調に対するアプローチについてはまた別の記事で書こうかなと思ってます。

わたしの経験があなたの役に立てば幸いです。

では今日はこれでーノシ

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