話題の「嫌われる勇気」を徹底解剖⑥~共同体感覚~

『人はいま、この瞬間から幸せになれる』

なぜ、あなたはいつまでも変われないのか?
なぜ、あなたは劣等感を克服できないのか?
なぜ、あなたは幸せを実感できないのか?
なぜ、あなたは過去にとらわれてしまうのか?

アルフレッド・アドラーの思想にこの答えがあります。

 

 

アドラーシリーズついに最終回です!

 

ついつい長い連載になってしまいましたが、

ここまで読み進めていただき、

本当にありがとうございます。

 

私は今回の部分を本で読んだ時、

ものすごく興奮しました。

 

今までの内容がすべて一つにつながり、

壮大な道筋が示されます。

 

この感動がうまく伝わればいいのですが。。

 

がんばります!w

 

アドラー心理学

対人関係のゴールは「共同体感覚」

 

これまで、

人の行動にはすべて、目的があるということ。

自分の性格はすべて、自分が選び取ったものであるということ。

人の悩みはすべて、対人関係によるものであるということ。

他者と競争しないこと、課題の分離をすることで、その悩みは激減するということ。

これらについて主にお話ししてきました。

 

しかしこれらだけだと

結局、

「自分は自分、人は人。」

ということになり、それがただ明確に定義されただけです。

 

でも

アドラー心理学はそれだけでは終わりません。

 

 

これらの定義のがあるのです。

 

 

それがまさに「幸せになるための道」です。

 

 

アドラーは、

幸せになるためにはどうすればいいか

というところにまで踏み込んでいるのです。

 

 

では、

そのゴールである共同体感覚について説明していきます。

 

 

他者を仲間だと見なし、

 

そこに自分の居場所があると感じられることを

 

「共同体感覚」といいます。

 

 

「仲間」については前回お話ししましたね。

他者を競争相手として見るのではなく、

同じ平面を共に歩いている仲間なのだと考えることです。

 

「自分の居場所がある」というのは、

自分はこの共同体に対して役に立っているという気持ち(貢献感)から、

自分の価値を実感できている状態のことを言います。

 

共同体というのは、

家族、学校、職場だけにとどまらず、

宇宙全体(無限大)までも指します。

 

宇宙というとよくわからないかもしれませんが、

もっともっと大きな視野で考えよう。ということです。

 

家族や学校や職場という小さな枠組みの中で、自分の居場所が感じられなかったとしても、気にしなくて大丈夫。

もっと大きな視点で見れば、必ず所属感(共同体感覚)は感じられる。という意味です。

 

共同体=「社会」くらいの意味で思っておいたほうがわかりやすいかもですね。

 

 

自分は同じ平面を歩いている仲間の一人であり、

なおかつ自分は社会の役に立っているという感覚が、

共同体感覚です。

そしてこの共同体感覚こそが「幸せ」であるとしています。

 

 

役に立っているかどうかは、

人からの感謝の言葉があるかどうかで知ることができます。

 

人に喜ばれることで、

自分は役に立っていることを知り、

自分には価値があるんだと思えるようになるのです。

 

 

そう。

自分に価値を見出すためには、人の役に立つことが必要なのです。

 

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ただし、人の役に立つ行動をするのは、

人のためではなく自分のためにするのだ

ということを覚えておいてください。

 

人が喜ぶようなことをするのですが、

人を喜ばせるためにやるのではないということです。

 

あくまでも

自分が貢献感を得るため、自分に価値を見出すためにやるのです。

 

その貢献感が自分を幸せにします。

 

 

なので

自分に自信がなかったり、

私なんて・・と思ってしまう方は、

人のためになにかをしてみましょう。

 

募金をしてみるのもいいし、

家族のために掃除をがんばってもいいし、

誰かに感謝を込めてプレゼントをしてもいいし、

店員さんに「ありがとう」と言葉をかけるのもいいでしょう。

 

必ず喜んでもらえて感謝されるとは限りませんが、

人のための行動を続けていれば、

きっと感謝されることがあると思います。

 

感謝されるととってもうれしい気持ちになるし、

ああ。やってよかったなぁと思うと思います。

 

これが繰り返されることで、

貢献感が生まれ、私も人の役に立てるんだ~♪

と自分に自信が持てるようになります。

 

 

アドラーは、

「自分の居場所がある」という所属感は、

生まれながらにして与えられるものではなく、

自分の手で獲得していくものである。

と話しています。

 

 

人のためになんの行動もしないのなら、

そこに自分の存在価値がなくなるのも当然である

ということです。

 

 

なかなか厳しい言葉かもしれませんが、

その通りだなと思いました。

 

 

赤ちゃんの時は、何もしなくてもちやほやされますが、

大人になってもそれを望んでいてはだめです。

 

 

幸せになりたかったら、

自分から行動し、

自ら自分の価値を見出さなくてはいけない。

 

 

心にガツンと響きました。

 

 

また、

この「人のために行動する」という部分。

 

これまでの内容をすべて理解していればわかると思いますが、

人のためと言いつつ相手の課題にまで踏み込んでいたり・・

人のためにと行動しているが実は人の顔色をうかがって好かれるために行動していたり・・

というのは間違っていることはわかりますね?

 

 

これまでの定義はすべて満たしつつ。というのが大前提です。

 

 

人がどう思うかは気にしなくていいけれど、

人の役に立つだろうと思うことはやらなければならない。(幸せになりたいのなら)

そしてやるときは人の課題に踏み込まないように気を付ける。

 

ということです。

 

 

じゃあとりあえず、

人がどう思うか関係なく自分がやりたいことをやりたいようにやればいいってことでしょ?

 

うむ。。

 

そうなんですが、

ちょっと注意しなくてはいけないのが

ただ自分がやりたいからって、人のことを考えずにやってもいけないということです。

 

わかりやすく言うと、迷惑行為などですね。

 

やりたいことではなく、役に立つことである点に気を付けてください。

そうしないとただの自己中になってしまいますから。。

 

役に立つと思うのなら、やりたいことをなんでもやってかまいません。(それによって嫌われることを恐れる必要はないです)

 

 

「わたし」は、世界の中心に君臨しているのではなく、

「わたし」は人生の主人公でありながら、

あくまでも共同体の一員であり、全体の一部である

とアドラーは言います。

 

 

また、アドラー心理学では、

「自立すること」と、「社会と調和して暮らせること」を行動目標として掲げています。

 

これができる大人にならなければいけないよー。ということです。

 

そしてこの行動をするためには

「わたしには能力がある」「人々はわたしの仲間である」という意識が必要だとしています。

 

これまでのおさらいのような目標ですね。

 

 

まずは

自分についてしっかり理解する

続いて

一対一の対人関係を考える

そのあとで

ようやく共同体の一部としての自分が見えてきて

最後に

貢献による幸福が得られる。

 

という順番です。

 

これまでのことがすべて理解できてはじめて

本当の幸せがわかる。という感じですね。

 

 

でも

人の幸せって別に貢献感だけじゃなくない?

と思われたでしょうか。

 

たしかに、

お金持ちで、なんでも好きなものが買えたりやりたいことがなんでもできることも幸せに感じるかもしれませんが、

果たしてそれ「だけ」で幸せなのでしょうか。

 

たとえお金があっても、周りの人との関わりがなく、いつもひとりだったら・・?

 

なんか悲しいですよね。

 

それだとただの自己満足になるのではないでしょうか。

 

あなたが幸せを感じる時はどんな時ですか?

 

「ここにいてもいいんだ」という所属感を感じられる時がなにより幸せではなかったですか?

 

 

うーん。。と頭を抱えてしまうかもしれませんが笑

 

 

大丈夫です。

アドラー心理学をほんとうに理解して、生き方まで変わるようになるためには、

それまで生きてきた年数の半分が必要だと言われています。。

 

!!!

 

もし30歳のときにアドラーを知ったのなら、半分の15歳を足して、

45歳までかかる。

 

もし40歳のときにアドラーを知ったのなら、60歳までかかるということです。

 

これまで生きてきた年月が長いほど、そのライフスタイルが染みついていますから、

その価値観を修正していくのには長い年月がかかります。。

 

 

なかなか果てしないテーマではありますが、

このアドラー心理学を理解し、実践していくことで、

必ず本当の幸せがわかり、実感できることと思います。

 

 

私もまだまだ時間がかかると思いますが、この「嫌われる勇気」を人生のバイブルとして、

何度も読み返しながら、自分の人生の航海を楽しみたいと思っています。

 

 

そして

その航海の道しるべとして、アドラーが用意してくれたものがあります。

 

 

その名も「導きの星」!!

 

 

なんて壮大な名前をつけたんだアドラー!

と思いましたが、

 

アドラーは、人々が行動するときに迷わないように、

この「導きの星」という目印を定義しました。

 

 

「導きの星」とは

他者に貢献するのだ。という気持ちです。

 

 

これさえ見失わなければ迷うことはないし、何をしてもいい。

嫌われる人には嫌われ、自由に生きてかまわない。としました。

 

ふむ。なるほど!

 

シンプルだ。

 

 

ということで、

長くなりましたが。。

 

おさらい

・他者貢献をすることで得られる共同体感覚こそが「幸せ」である

・「自由」になるためには、嫌われることを恐れてはいけない。(嫌われる勇気)

・自立し、社会と協調できる大人になろう。

 

 

この3つが私が思うアドラー心理学の柱です。

 

続編の「幸せになる勇気」は、

この実践編のような感じです。

 

「嫌われる勇気」は概要編といったところでしょうか。

 

特に今回の部分はなかなか理解するのが難しいと思いますので、

ぜひ実際に「嫌われる勇気」を読んでみることをおすすめします。

 

(まとめるの超むずかしかった・・)

 

何度も訂正しながらなんとかまとめてみましたが、私の手腕ではこれが限界だったので、あとは原本に丸投げです笑

 

余談ですが、

この「嫌われる勇気」は

超ネガティブな青年と、アドラー心理学を熟知した哲人の対話形式で書かれているのですが、

この青年の発言がめちゃくちゃ面白いです笑

そこまでボロカスに言うか!というような数々の名言がありますので、

そちらも実際の本で読むときに楽しみにしていただけたらなと思います。

 

 

では、

これでアドラー心理学の解説を終わります!

最後まで読んでくださり本当にありがとうございました☆

 

このブログでは、お金のことだけではなく、こうした幸せになるための考え方などもお伝えしていきます。

いくらお金があっても、心が幸せでなければ意味がないですから。

 

経済面からも精神面からも自由になって、幸せな人生にしていきましょう!

 

ではまた^^

 

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